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さかなレジェンドエージェント

ねね

[ねね]

キャラID
: TJ242-076
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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ねねの冒険日誌

2020-07-04 00:22:23.0 テーマ:写真活動

風の谷のナウシカ(蒼穹編)

名作アニメ劇場60


「 わぁ~~~ いい風! 」


ナウシカを捉えた上昇気流は、メーヴェのみならず彼女の心も高揚させた。

眼下の景色が小さくなるにつれ、今も広がる腐海の森、トルメキア国の台頭という懸念も遠くに追いやられる。

ナウシカは蒼穹が好きだった、
地上の些事に悩まされることも無く、王女と言う地位も忘れられる。
それだけではない。
気が付くとその心は、腐海と世界の謎に対する深い洞察に包まれていた。

「 いつか腐海の謎を解いて、人々を救いたい 」


(すこし変わった娘)
そう陰で呼ばれていることも、ナウシカは知っている。

でもそれは、大空を翔けながら俯瞰して物事を捉えられる、風使いならではの得難い特質なのかもしれない。




「 ? 変ね?? 」


と、感じる間も無く心地良かった風は、突如荒れ狂う上昇気流となってメーヴェを翻弄する。

周りの空気が薄くなるのを感じる。
さすがの風使いも希薄な空気を操ることはできず、このままでは失速、そして避けようもない墜落と言う未来。

それでも懸命にフラップを操作するナウシカの目前に、上昇気流によって生まれた入道雲が巨人の様に進路に立ち塞がる。

しかし彼女は見た。
雲の中で踊る稲妻をまとう、とてつもなく巨大な城塞の姿を。








「 あ、あれはこの作品の次に公開されて、ジブリの名を不動にした・・・・・・・ラピュタ! 
  すごいぞ! ラピュタは本当にあったんだ!! 」


残り少ない燃料を爆発させ、ナウシカはラピュタに強硬着陸。
翼の折れた愛機を失う代わりに、ナウシカは一命を取りとめた。

「 これでもう後戻りは出来ないわね 」

ナウシカは王府に歩みを進めて行く。








驚くべきことに、城内は失われた技術が今も息づいていた。
命無いゴーレムが働き、格納庫にはガン・シップが整然と待機している。


「 地上の残滓とは比べ物にならない。この力があれば、あの嫌なクシャナにも一泡吹かせられるわね 」


小国の王女だったナウシカは知らない。
強大な力は人を変えてしまうことを。







膨大な知識の蔵にもナウシカは魅了された。

そこで、ある歴史を紐解くことで彼女の未来は決定的に変わる。


「 私は、このラピュタから地上に降りた人々の末裔だった 」

「 つまり、私こそがこの城の正統な後継者 」

「 私の使命は、この城を治めて地上の民を正しく導くこと。 力はそのために与えられしもの 」




やがてナウシカは王を僭称する。

「 私の名は、ネネシカ・パロ・ウル・ラピュタ 」




ナウシカ、いやネネシカはさらに変貌を遂げる。














「 地上の人間か。 ふん。ゴミのようねね 」


To be continued  "Laputa Castle in the Sky"?





1枚目の写真で4日のお知らせ広場に投稿しましたねね( `ー´)ノ

Special Thanks
カワサキ様       メーヴェとラピュタハウジング
あおばプロダクション様 ムスカ
いいね! 135 件

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