カルドセクシの冒険日誌

アトラス持ち寄り４連戦はすべて高級聖水でした orz

「自分は運が悪い」という人がいる。逆に、「運がいい」とうそぶく
人もいる。運、とは一体なんであろうか。私の好きなパチンコに
置き換えてみる。

世の中には「ヒキ」が強い、と自称する人がいて、やれドル箱を何箱
積み上げたとか、景気のいい話ばかりしたがるのだが、ことパチンコに
おいては、結果というのは確率の偏り、その日の事象でしかない。
たいがいこういう人は話を盛ってるか、他の日では大負けしてるものだ。
大事なのは１００％、プロセスだ。一日一日の結果にとらわれず、
期待値以上の台を打ち続けることだけが、トータルで収支をプラスにする
手段なのだ。そこに「運」やら「ヒキ」の介在する余地はない。

ドラクエライフに支障をきたすほど「運が悪い」と嘆いてる人だって、
何から何までどーしようもない、ということがあるのだろうか？
たとえばチョーカーが手に入らない、やっと手に入っても合成が悲惨、
だけど銀のロザリオはやたらと当たる、みたいな。良し悪しというより、
「運」が自分の望む方向に向いてないだけともいえる。それを差し置いて、
運営の陰謀論に持ち込んだりするのは笑止といわざるを得ない。

こういうのは「ゆとり思考やな〜」とからかうにはいいネタになるのだが、
もっと掘り下げて考えると、「幼児的全能感」を引きずったまま、
大人になってしまった人が多いのかな、と思う。
「世界は俺こそが中心、俺の思うがままに動かなければ気が済まない」
といった。なんだかおさまらないから「運」とやらのせいにする。
ままならないことはいつだってついて回る、というのは、成長するにつれ
見えてくることだと思うんだけどね。悪霊はクソハマリの末ようやく一個、
竜玉に至ってはまだ入手できてない私だが、とくに自分を運が悪いとも、
いいとも思っていない。ただ確率の世界に身を委ねた結果にすぎない。

ままならなさを把握した上で、それでもめげずに試行回数を増やすことが、
愚直な、しかしたったひとつの「冴えたやり方」なはずだ。
確率は長い目でみれば、「収束する」ではないが、必ずや収束に近づく。
仮に何回ハマろうとも、「人事をつくして天命を待つ」心境で。
そういう心境を受け入れてくれるぐらいには、このドラクエは
悪くないバランスを保っていると思う。