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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2013-09-13 18:03:56.0 テーマ:その他

走馬灯オンライン

ver1.1、新ボスが実装されて間もない頃。「ものは試しで行ってみない?」
とフレに誘われたイッドで私は本当の絶望に叩き落とされた。
竜おまもなければ、眠りガードの重要性も浸透してなかった頃である。
メラガイアーをくらって一人、また一人と瞬く間に蒸発していく仲間たち、
ヒプノス&タナトがくりだす波状攻撃になすすべもなく、ただ儀式の間の
床を舐めるしかなかった。「こんなの勝てるわけがない」と思った。

いまやチンパンジーでも勝てるイッド軍団だが、こんな絶望と混迷の時代も
あったのである。それまで培ってきたタクティクスがまったく通用しない
ことに意気消沈した私は、しばらくパラディンやレンジャーのれべらげに
勤しみながら機をうかがうしかなかった。だから出品したそばから
ウン十万で売れたという、真のオーブバブルは経験していないことになる。
先行廃人たちが荒稼ぎするのを、指をくわえて見ているしかなかったのだ。
どちらかというと私も廃なほうだとは思うが、若い廃人には情報収集力、
集中力、動体視力など何一つとってもかなわん。

その先行者たちが築き上げたのが「盗賊、僧侶、魔法使い×2」という
俗に盗僧魔魔オンライン、走馬灯オンラインとも呼ばれる戦術である。
(場合によっては旅芸人も加わる)この構成は、「強ボスに行ける職を
限定している」という批判も少なからず浴びた。だがこれは少々、
ピントが外れていやしないかと思う。運営が「そうしてください」と
言ったわけではないし、ドラクエは本職をこの職と定めたなら、
他の職はやってはいけないなどという決まりもない。強ボスといえど
たかだか一コンテンツである。強ボスの時だけ転職すればいいのだし、
苦戦を承知で他職で行くのもまったくの自由なのである。ドラクエXが
成熟に向かう過渡期だから、こういう状況も致し方なかったともいえる。
(まあこれは今だから言えることだが)

私は主に盗賊で参戦したが、ver1.2以降の物理パーティーとどっちが
面白かったか、と訊かれたら正直走馬灯に軍配を上げる。
盗賊も、ただ盗んでぶきみしていればいいというものではない。
魔法使いが被弾しないためのポジショニング、蜘蛛やタナトを
スリダガで眠らせるタイミング、必殺チャージを出やすくするための
工夫、戦術を掘り下げようと思えばいくらでも掘り下げられた。
少なくとも棒立ちタイガーよりははるかに考えることが多かった。
事前に示し合わせたわけでもないのに、姉妹でマリーンに毒を
盛ってからの、旅芸人とのタナトスハント競演も最高だった。

現在より装備もパッシブも、はるかに余裕のない状況下であるから、
時には辛辣な言葉が飛び交うこともある。ギスギスオンラインである。
だが、これは必ずしも悪いことばかりではないと個人的には思う。
生身の人間と接しているという実感があるし、各自の能力、意向が
うまくかみあった時の喜びもそのぶん増す。オーブが出れば
またとない充実感が得られる。今は適当にバイキして、
適当にタイガーして、適当に祈ってれば勝てる。どこか弛緩した、
「おつかれさまでした^^」までの一連の流れ作業のようである。

アタッカーとして魔法使い一強となれば、アンチ魔法の気運が
高まるのも無理のないことで、私がver1.2でいち早く物理PTの
流れに乗じたのも、ver1.1の先行者への、いわば意趣返しの
ようなものであったが、走馬灯オンラインは懐かしく思う。
あの頃に帰りたい、というのではない。ただ、楽しかったなあ、
と思うのである。きっと記憶はあたためるためにある。
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