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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2013-10-11 13:33:07.0 テーマ:その他

思い出を捨てられない

屋根裏に今も眠るファルコンクロー。これはver1.3の頃、当時在籍していた
チームの(二十歳そこそこの)女子が格安で譲ってくれたものである。

彼女は私みたいなボンクラと違い、もうけ話に鼻が利き、転売で一財産を
築きと、戦闘だけでないあらゆるプレイヤースキルに長けたお人であった。
その彼女が職人でつくったファルコンクローの成功品(攻撃力+65、
理論値に4届かないだけ)を、相場なら165万はするところを120万、
それもローンで買いませんか、という申し出があった。一にも二にも、
私が飛びついたのはいうまでもない。明らかに商売としては成り立って
いないが、もうけ云々より、チームから強いツメが出てほしい、という
心意気のようなものであったと思う。そこにシビれる憧れる。

当時、ツメ武闘家のトップ集団は攻撃力280台後半といったところだ。
それがファルコンを手にし、私は291と、頭ひとつ抜ける形となった。
野良でパーティーに入ると、「強いですね」と一目おかれることが
しばしあった。いまや見る影もないが、アストルティア最強の栄華を
ほしいままにした時期が私にもあったのである。 私を高みに引き上げてくれた彼女だが、その後家庭の事情とやらで引退、
アカウントこそ消してはいないもののそれっきり、姿を見ることは
なくなった。これは私のエゴかもしれないが、「引退」という言葉を
掲げるのはなんともさびしいものだと思う。この先あいまみえる
ことはなくとも、薄くつながっていられるような、そんなささやかな
期待すら断ち切ってしまうからだ。絆強制オンラインはまっぴら
ごめんこうむるが、残された一本の糸までも無下にはしたくない。

彼女に恋愛的な意味での好意を抱いていたわけではない。むしろ、
チームの企画部長でチームイベント案を積極的に出す学級委員タイプの
彼女と、チムイベなんて鼻クソ程度にしか心得てない私とでは
反りは合わないともいえるだろうw しかし、借金を返済するために
必死でリュウイーソーを狩ったこと、オーブをかき集めたこと、
そんな一連の記憶がフラッシュバックするたび、このファルコンは
手放せないな、と思うのである。結晶は56個も取れて一稼ぎには
なるが、それでも手放せない。何か別の、大事なものまでも
捨ててしまう気がするからである(ver2.0になってまもの使いが
実装されたら、お供のモンスターに装備させられんじゃね?
って現実的な打算も多少はある)。

彼女に報いるためにも、さらなる強さを目指したい。いいツメが欲しい。
そのために今は、来たるver2.0に備えて貯金である。ここでいう
強さとは、ステータスに見合った己の技術を、精神力を磨くための
ものである。他のプレイヤーも引き上げるような、そんな力だ。
他人を見下して、優越感に浸るための指標では断じてない。
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