カルドセクシの冒険日誌

まもの使いのれべらげの副産的な効果で、既存のスキルをほとんど崩すことなく
あらたにオノを１００まで振ることができた。これで弓、オノ、サバイバルが１００、
ブーメランと格闘は無振りという、まったくもって時流とは逆をいくレンジャーの
誕生である。旬のコンテンツであるピラミッドにはお呼びがかかるまい。
見せ場といえばせいぜい、迷宮で持ち変えてドヤ顔プレイするぐらいか。
自己満足の極みだが、これでいいのである。ゲームは自己満でナンボ。

オノは最近になってエモノカバという席も生まれ、以前よりは存在感を
増している気がするが、巷間で言われるように、本当に「弱く、使えない」
武器なのだろうか？　サポバトマス３人を引き連れ、かぶと割り連発で
じごくの使いを乱獲した経験もあり、オノのポテンシャルを探りたいという思いが、
私に聖王のオノまで買わせてしまった。ここまでくると自己満の領域から、
一歩踏み出したい。そこで親しいフレを誘い、強姉妹に行ってみることにした。
レンジャー（私）、盗賊、魔戦、僧侶。武闘家を外した構成である。

まだ強ボス黎明の頃、姉妹でレンジャー入りは結構あるパターンだった。
なんといってもザオ２の安心感に加え、マヌーサがあること、さらには戦闘後の
ＭＰ回復が小ビンいらずであることが挙げられる。それがいつの間にやら、
ツメ一色となってしまった。まあ今ザオ２の保険をかける必要はないのだが、
レンジャーもあの頃のレンジャーではない。武器の使い分けが容易になった
今だからこそなしえる働きもあろう。

姉妹といえば開幕での事故がままあるが、マリーンにマヌーサが入ることで
段違いに安定する。僧侶がバフを整えているあいだ、ベホイミで回復補助に
回りつつジュリアンテにかぶと割り。盗賊のタイガーの威力もいや増す。
蒼天魔斬や、遊び心のまじん斬りやらでジュリアンテを片づけたら、
マリーンにもかぶと割り。ここで弓に持ち変え、遠方からさみだれ撃ち。
オノと弓の性能を申し分なく引き出す戦いができた。

確かに、単体火力としてオノは厳しいのは否めない。ロマン技のまじん斬りは
言うに及ばず、かぶと割りも蒼天もタイガーには遠く及ばない。
しかし他武器との絡みでＰＴの全体的な火力を底上げする、シナジーの武器で
あるように思う。シナジー効果に魅力を見出すことは十分にできる。そして、
オノ（と弓）を使えるレンジャーは、かなり姉妹向きの職であるように感じた。