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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2014-02-04 19:16:15.0 テーマ:その他

神僧侶

フレに、ごく安易な呼び方をするならば「神僧侶」がいる。

初めて出会ったのは野良の強ボスPTだった。当時の彼のフリコメには、
「下手な私を勝たせてくれる前衛さんに日々感謝」といった文言が
記されていた。しかし彼は下手どころではなかった。

敵のみならず、仲間の動きまでもすべて見通しているかのような、
迷いなくパズルのピースをあてはめていくような迅速かつ的確な行動、
それまでに組んだどの僧侶よりもモノが違った。思わず唸った。

このまま別れるのが惜しく、解散まぎわに彼の家に飛んでいって
速攻でフレ申請余裕でした。キングヒドラとの初対戦に無理をいって
来てもらったのも、この人とならば未知の強敵にも挑める、という
確信があったからだ。そして彼は、私の過剰ともいえる期待のハードルを
易々と乗り越えてくれた。終始安定した勝利を飾ることができたのだった。

HPや回魔ブーストが著しい昨今、彼のスペックは数値的な面だけを
取ってみれば(平均以上ではあるが)ずば抜けたものではない。
では彼を名僧侶たらしめているものは何か。彼の日誌から、
明確なロジックや僧侶哲学をもっているのは伺い知れる。

周りが「神僧侶!」と持て囃しても、「そんな人はいません」と
軽く受け流す彼。自分を持ち上げ、誇示するようなことを一切言わないのは、
ロジックや僧侶哲学に裏打ちされた静かな自信からくるものではないかと思うが、
(自信のない人間ほど威勢のいい、その実中身のない言葉にすがりたがる)
それを根本から支えているのは、滲み出てやまない人間性のように感じられる。

一例をあげると、イッドや天魔の石をPTリーダーが用意するのは当たり前として、
彼は蜘蛛だったらカミハ北、暴君ならヴェリナード……と、
普通なら電車で来てもらえばいいようなボスもちゃんと石を用意する。
戦闘のPSとは無関係の、ごくごく瑣末なことに思えるかもしれない。
しかしわずかな金額とはいえ相手に出費を強い、手間もかけさせるわけで、
そこを埋めるのは人間性に他ならなく、「一歩先を読んで、的確に行動する」
という僧侶としての資質にもつながってくるのだ。
彼にならって、私もリーダーを務める時は必ず先回りして石を作るようになった。

古代神話に語られるように、人々はバベルの塔を建築し神に挑もうとし、神の怒りを
買う結果となった。彼もまた、人間が神と肩を並べるなど、おこがましいと
考えるタイプの人間なのかもしれない。我々はあくまで「人間」であり、
彼の語るとおり、「神僧侶」などはどこにもいないのかもしれない。しかし、それでも、
塔の螺旋階段をぐるぐると今まさに猛スピードで駆け上がっている、
神にもっとも近い場所にいる僧侶、という言い方はできるかもしれない。
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