いよいよ、剣盾重魔戦として実戦に挑むわけですが、その前に
「そもそも、なぜ剣盾を装備するの?」「重さを躍起になって上げるのは何のため?」
という原点に立ち返りたいと思います。ごくシンプルにいえば、
安定した勝利を得るためであります。つまびらかにするなら、
それは僧侶のアシストをするためである、と私は考えます。
僧侶の被弾を身を挺して防ぎ、会心ガードをして聖女の手間を減らし、
突進してくる敵を食い止めて回復行動に余裕を与える——。
火力の底上げは副次的な役割だとさえ思っています。それもそのはず、
どんなにアタッカーが廃スペックでも僧侶が死ねば終了、なのですから……。
伝説の勇者様のような勇ましいなりをしていながら、その実剣盾重魔戦とは、
あくまで守備的な考えに貫かれた存在なのです。
アタッカーの中には、魔戦というものは専心、自分に奉仕するためのバイキ奴隷、
パサー奴隷ぐらいにしか心得てない人もいますが、こちらとしてはむしろ、
僧侶とタッグを組んでいる感覚なのです。そういう意味で、
魔法戦士の最重要呪文はバイキルトではなくピオリムだと私は考えます。
ピオリムがかかっていたから、ターンが追いついて回復が間に合った、
という状況をまずはつくりだしたいのです。何をおいても僧侶のピオ×2状態だけは
切らしたくない。開幕も初手ピオリムぐらいでいいと思っています。
アタッカーは自分のターンをためておくなりしてくれればいい。
さっき顔を合わせたばかりの人に、すぐさまこんな話が通じるはずもないので、
野良ではまあ、ぼちぼちな感じでやっていますが……。
ここでピオリム撒きを手伝ってくれる盗賊は助かります。
若干話がそれた感じもしますが、前置きはこれぐらいにして本編に入りたいと
思います。ここでひとつ留意せねばならないのは、剣盾重魔戦はボスによって、
相性があるということです。まったく意味をなさないボスもいる。
こればかりはいかんともしがたい。全ての場所で輝けるわけではない、
ということです。それを踏まえた上で、なおかつ剣盾に魅力を見出せる人ならば、
今後のあなたの剣盾重魔戦ライフに陽が射してくることでしょう。
調子に乗ってあれやこれや書いて、またもや字数制限に引っかかりそうなので
しょうがないから分けて書きます。もうちょっと何とかしろ運営。
ちなみにPT構成は、ver2.0までの一般的な爪電PT(武、盗、魔戦、僧)を想定しています。