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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2014-05-12 17:55:29.0 2014-05-12 19:26:58.0テーマ:その他

WOMAN(2)

チームイベントで、強ボスを倒しにいこう!という企画をリーダーが立ち上げた。
選ばれたのは強ネコ、キャット・リベリオであった。当時としては最高難度を誇るボスだ。
ライト層の多いチームなので、強ボスに日参しているようなトップ集団は
リーダー、マス子、私と後はごくわずかである。パッシブも装備も耐性も、
ボスに立ち向かうには不十分な人が多かった。しかも、職業もパーティー分けも
シャッフルときている。急造僧侶はローリエの小枝とか持ってたような気がする。
当然ながら、まともに太刀打ちできるわけがない。軽い苛立ちをおぼえた私は、
チムチャで彼を(冗談まじりながら)公然と批判した。「企画の詰めが甘すぎる」と。

負けるだけの戦闘を繰り返しても、ストレスがたまるだけで何も楽しめるはずがない。
まずは下準備を入念にする。そうすることで、「負けても楽しくやろうね」と言える。
リーダーは反論するでもなく、笑って聞き流しているように見えた。
それぐらいの度量はある人物だと思っていたから私もぶちまけた。
が、見込み違いだった(笑)。数日後、ふと気がつくと私はチームを追放されていた。
なんというファシズム(笑)。まあこれはいい。リーダーにフレ登録も切られていた。
まあこれも、誰が文句をつける筋合いでもない個人的自由である。問題はここからだ。
何一つやりあったわけでもないのに、なぜか私はマス子からもフレを切られていた。

どういうことやねん……と真相の糸口もつかめないまま、時だけが過ぎた。
チームでの記憶も薄れかけた頃、なんの前触れもなく1件のフレ申請が飛んできた。
なんと、それはマス子であった。旧交を温め、しばしチャットにふける。
今回のことは私の批判が引き金になったのは事実だが、それ以外にも、私とマス子の仲を
少なからずリーダーが勘ぐっていたのも遠因となったらしい。
だから「あいつとフレを切れ」と迫った。しぶしぶ従った。
男女間のしがらみをゲーム内に持ち込むなど、私からすれば理解の域を超えた話だったが、
ともかく私のつゆ知らぬところで、火種はくすぶっていたのだ。

ひとりの男としては、脅威をもたれるのは決して悪い気もしないのだけど、
パートナーの女性の意思を尊重することもなく、自分のいいように
「フレを切れ」などと命令するのは……度量が小さすぎて、おなじ男として
こっちがいたたまれない気分になってくる。仮に私が女性なら幻滅しただろう。
一個の人格として、女性を見なしてないということである。
自分の意のままになるオモチャか、操り人形ぐらいに心得ているのだろうか?

しかしマス子は自分の意思で、舞い戻ってきてくれた。
こんな時、女性は偉大だと思う。時として男は、つまらない嫉妬、猜疑心、世間体、
そんなものに駆られて自分を見失うが、女性はその鋭い直感で、
何がまっとうなことかを見抜く。虚飾を捨て去り、より正しい場所、あるべき場所、
そこに近づこうとする。以前ほどマス子とは頻繁に交流するわけではないが、
見かければ気のおけない挨拶をかわし、たまには迷宮やボスに一緒に行く。
「楽しかったね」と言い合う。それ以上のことは何もない。
そうやって、いつかは終わるこの日常を過ごしていくのだろう。

ここで一曲、私の敬愛するミュージシャンであるジョン・レノンの名曲を、
全女性に捧げるべく歌います。Woman, I can hardly express....
おっと、ここいらでお時間になりました。それでは皆さんごきげんよう。
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