カルドセクシの冒険日誌

チョーカーに続き、竜玉もオールＨＰ＋５の理論値が完成した。

なんだかんだでリーチをかけたのが１６６匹目。そこからまた地獄を見るかな、
と思っていたのだが、討伐２０匹であっさりとＨＰ＋５がついてしまった。
ちからのゆびわで盛ることなく、僧侶のデフォ装備と考えるはくあいのゆびわを
つけた状態でＨＰ５００台を達成したのは喜ばしいかぎりである。

私は、チョーカーはまあまあ人並み以上には運があるけれど、
竜玉運には完全に見離されてると今まで思い込んできた。しかし振り返ってみると、
アトラスの討伐数が３２１匹で、ガイアが１８６匹。結果からすると実は、
はるかに竜玉のほうがついていたのだ。このことひとつ取っても、
人の思い込みなんてのがいかにアテにならないものかがわかる。
バージョンアップのたびにわきおこる、「確率しぼったんじゃないの？」という
疑念の声も、しょせんは個人的な思い込み、偏りの範疇を出ないもの。
真相はつねに闇の中である。ならば我々は、我々にできることを積み重ねるしかないのだ。

チョーカーが完成しました、竜玉も完成しましたからといって、
もう満足です、これ以上何も望みません、とはならないのがこのゲームである。
次に私が自分に課したのは、ぎんのロザリオの致死理論値をつくることだ。
以前の私はＨＰしか眼中になく、致死ダメージ時生存には目もくれなかったのだが、
とりあえずＨＰうめつくしのロザリオが完成したのと、その後もつきあいや何かで
ベリアルに通ってるうちに、ひょいひょいとこっちもリーチをかけてしまったのだ。
世間ではＨＰロザは馬鹿にされ、致死ロザがもてはやされる風潮でもあるようだ。
世間に迎合するわけでもないが、致死２５％というのがどれほどのもか、
体感してみたい気持ちもある。しかし致死というのは、狙ってないときはつくくせに、
いざ狙うとなかなかつかないものである（これも思い込み）。

ベリアルのカードはいつもカジノで調達する。期待値的にいえば、
オルフェアの素材屋でコインを買うより割安だからである。
カジノコイン１０００枚を３０００枚にするルーレット一撃法は、
当たる確率は（たしか）３４％程度。だがこのところの私は、
妙に冴えていて、７、８割で当てる。外すほうがめずらしい。
徹底したリアリスト、確率論者である私にも説明しきれないような、
なにやら鬼神めいた力を感じる。理論値を完成させたい一念とでもいおうか。
もっとも合成のほうは冴えずに連敗街道である。

それでもやめられないのは、理論値を手にした自己満足がほしいから、
というよりも、結局のところ合成ジャンキーだからではないかと思う。
かけた金を時間を、リーネに一瞬にしてゴミにされたときには、
（期待値の積み重ねという観点ではあきらかに前進してるが）
マゾヒスティックに打ち震える一種の快感があるし、
弾幕をすり抜けるようにして意中の効果をつけたときには、
脳内に電流が走るような、これまた何物にも代えがたい快感がある。
合成の一喜一憂がすべて。その後はおまけにすぎないのではないかと。

リーネや運営に文句をたれながら、実はみんなもこの、
思うにまかせない合成のトリコになってるんじゃないかと思う。
合成の仕様はこの先も緩和され、おそらくはチョーカーや竜玉の理論値など、
誰もが持っていて当たり前、という時代がくるのではないかと予想する。
しかしあまりヌルすぎると、このやみつきになる快感も薄れてしまう気がする。
ドンペリ時代はさすがにキツかったが、個人的な意見、感覚でいうなら、
今ぐらいがちょうどいいのではないかと思う。

ベリアルはブン回しすぎてもう顔を見るのもうんざり、という感じなのだが、
もうしばらくはつきあうことになるだろう。お誘いがあれば強でもなんでも、
ホイホイと喜んで行きます。