「強戦士の書」実装によって、強ボスのありかたがガラリと変わってしまった。
ちょっとした空き時間にサポでちゃっちゃ、っと済ますようなものに変質してしまった。
チンパンオーブ工となじられようが、ver1.1以降、ドラクエ10といえば
強ボスを中心に回っていた私にとって大いなる転換点である。
以前なら、姉妹に行くときはオグリドボーンが落ちている通称「小栗峠」に立ち寄る。
拾えた拾えないで一喜一憂する。道中は長いが、「遠くてめんどうだね」と言い合いつつも、
我々はそのめんどくささを楽しんでもいたのだ。ハマって苦笑いしても、
いずれは苦味がとれて笑い話になる。それを誰かと共有することもない今は、
ただかったるいだけである。もはや金策というよりはただの小銭稼ぎだし、
実装直後はけっこう気落ちしたのだが、今だからこそ、の楽しみ方を見つけるのもいい。
肉入りでも大苦戦してた頃には考えられなかったが、今やラズバーン強もサポで
普通に倒せるすごい時代である。日課にしているのがこれだ。
サポ3タイムランキング、上位入りをひそかな楽しみにしているのである。
現在の最高は2分7秒、歴代37位。これが2分を切れるようになれば、
頂上も見えてくる。といっても別に私がすごいわけではない。
自分だけは耐性をしっかりと完備したら、あとは祈りベホマラー、蘇生、
スクルトに聖女と僧侶として基本的なことをやっていればいい。
あとはサポの超火力で押し切るだけである。耐性とかなくていい。
(あってもすぐ痛恨死するからどうせ同じこと)
サポラズの何がいいかって、パーティーの空気にあわせてオーブを
厳選したりせずに済むことである。以前はさんざん見送ったあげく、
結局ブルーオーブお持ち帰り、なんてことがしばしあった。
わざわざ人間に戻って、過去まで行って、これではあんまりである。
誰の意向に左右されることもなく、その場の気分だけでオーブを取るか、
スルーしてもう一戦やるか選べる。これは非常に大きい。
ベストタイムを出した時は魔法使いにバトマス×2という編成だった。
いずれもフレの中では指折りの強者である。強いフレをどれだけ抱えているか、
そういう人脈的な部分もひとつのステータスになりえるかもしれない。