いまや強ボスといえば、サポで支障なくクリアできるものばかりだが、
(ヘタな肉入りより速かったりする)ずっとこれをやってると、
あまりの作業感に気が滅入るのも事実である。誰かと組むのもいい。
以前なら緑限定、もしくは緑赤セットという募集が多かったが、
最近は新旧10種ツアーというのが主流になっているようだ。
いくら「強戦士の書」で道中がショートカットされたとはいえ、
こいつらどんだけ時間がダダ余りのニートなんだよ……と最初は、
我が身を省みることもなく思っていたのだが、まあこれも、
考えようではある。10種をいかにスピーディーに駆け抜けるかは、
ひとえに魔戦のアームにかかってくる。フォース範囲化、ブレイク、
これらを取得してるのは当たり前の話で、さらには武器も、
杖しかあり魔戦、なんてのはいまどき許されない。
状況に応じて剣弓を使い分け、FB中にシャイニングボウと、
超はやぶさ斬りを立て続けに叩き込むぐらいでなければつとまらない。
バイキ、パサーの後はひたすら杖でペチペチやってればいい時代は、
とうに過ぎ去ったのである。魔戦の腕試しとしては悪くないところだ。
そんなわけで、日課のふくびき券回収、綿花拾い、職人依頼、
これらを一通り済ませてから、さあ何をやろう、ってなった時は
やっぱり強ボスに足が向かう。結局のところ私は、どうあがいても
ナチュラル・ボーン・オーブ工なのである。
しかし他人と組むとなると、首をかしげる言動に多々出くわすのも事実で、
ちょっとハマっただけで、「確率しぼりやがって!」とわめく
シボッター君は多いですね。私はかつてのパチンコ生活で、
理不尽ともいえるハマリを何度もくらい、確率の偏りがどういうものか、
身にしみてわかっているからオーブが出ないくらい何でもないが、
「このゲームの確率は偏りやすい(キリッ」なんてしたり顔で言ってる人には、
逆に聞いてみたい。じゃあ確率の偏らないゲームなんてあるの?
たとえば、10種でオーブがすべて一発で出たとする。
ハマることが確率的におかしいとするなら、上の事態もまた、おかしいのである。
しかし大体の人は、「お今日は調子がいいな。ラッキーラッキー」
ぐらいで済ませてしまうだろう。ここに人の思考の落とし穴がある。
自分にとって都合のいい偏りはスルーして、都合の悪い偏りをことさらに
取り上げようとするから「確率しぼった」的な陰謀論に走る。
先日はイッドでハマってる最中、PTのリーダーに向かって、
「あなたの経験が浅いからオーブが出ない。ヘタなPTだと出ないんだ」と、
シボッターを超えるオカルトをぶちまけたバトに遭遇した。
そんなの誰がどうやって判断するの。バトマスはアホしかおらんのか!?
仮に裏で、実際にしぼっていたとしても、我々にできることは試行回数を
積み重ねることだけなのだから、だったらスピーディー、かつ安定を
第一におくほうがまともな考え方というものだ。運営に踊らされてるって?
同じアホなら踊らにゃ損、という言葉もありましてね。