アトラス強は(並もそうだが)、基本的に通常攻撃と、痛恨しかしてこない。
これは何を意味するかというと、このふたつの攻撃を完全にカウンターする
棍の100スキル、天地のかまえの格好の餌食になるということである。
このスキルは認知度が低い。強ボスなどで、絶好のタイミングで天地をくりだしても、
相方のバトマスに光速ロスアタされたりする。「天地ってなんですか?」と、
戦士に(おそらくは真顔で)聞かれたこともある。しかし棍持ちが二人以上いるPTならば、
怒られたほうが天地をしてる間、もう一方がやりたい放題氷結を撃ちまくって、
代わる代わるこなしながら完封するといった戦術も可能になってくるのである。
アト強においては棍武闘家二人、旅芸人、僧侶といった構成が基本だろうか。
ザオラル、ハッスルがあって、棍が持てる旅芸人がベストではあるが、
この枠は魔戦やどうぐ使いでも問題ない。ピオリムがあるのもまたよしである。
バトマス構成にくらべて僧侶の負担が段違いなため、ザオ1でも全く問題ないのだ。
アト強が実装された時は、すでにチョーカーの理論値を完成させていたので、
通う必要もなく、図鑑埋めのために一度倒して終わり、にするつもりだったが、
王家の迷宮やらスペシャルふくびきやらでカードが当たる。
腐らせるのももったいないので、フレやチムメンにふるまう。
そうこうしているうちに棍構成の面白さに行き当たった感じだ。
バズズ強とちがってかったるくない。機会さえあれば何度でも行きたい。
無駄足といえば無駄足だ。しかし、一見無駄なことに面白みを見出せるかどうか、
極論をいえばゲーム自体時間の無駄なのだから、それを楽しんだっていい。
今日は行動範囲をひろげ、野良で持ち寄りをしようと試みたが、
全くかすりもしない。この趣旨を理解するような人は誰一人見当たらない。
物理PTの募集といえば、満遍なくバト2僧2の思考停止構成である。
そこで路線を変更して、一戦おごりで棍持ちを募集した。
棍に振ってる人がそもそも少ないのか、それでも集まらない。
棍だと言ってるのになぜかバトマスが声をかけてくる。
だーかーらー、どこもかしこもバトってのはうんざりなんだよ!
なんとか集めたもののえらい時間がかかった。これも無駄な時間か?
いやいやそんなこともなかろう。会心の勝利を得て、
進取の気風がアストルティアに、ゆるやかな波紋のように広がれば
それだけで、やった価値もあるというものだ。