カルドセクシの冒険日誌

お待ちかね（？）１５０スキルが実装された。弓のダークネスショットは、
手持ちの光特技１０％ベルトがこの上なく生きるという意味でも期待していたのだが、
その期待は裏切らなかった。射程は長いし、使い勝手がいい。
体感ではフォースブレイクよりよく入る気がする（成功率は攻撃力依存だろうか？）。
いってみればＦＢを二回撃てるようなものだ。オルフェウスの弓を背負って、
さっそくドレアムさんリプに参戦したところ、バト・魔戦・魔法３・僧２・賢者で
１１分３７秒の好タイムをたたきだすことができた。しかしこのこの構成はスタン要員が
ひとりしかいなく、荒れるときはおおいに荒れそうなので素人にはおすすめできない。

いまのところ宴会芸の域を出ないマダンテも含めて、魔戦のスキルは迷うことなく
オール１５０にしたのだが、ダークネスよりも瞠目させられたのはきょくげいの１５０、
たたかいのビートだ。開幕すぐの範囲バイキ、これは強い。試練でも重宝する。
魔戦は魔戦でほかにやるべきことがふえたし、魔戦の席をおびやかすことなく、
旅芸人の地位をひきあげる。おなじＰＴに居合わせてもうまく役割を分担できる。
食い合うことのない、いい調整ではないだろうか。両方やる私にはそう思える。

まあ強かろうがそうでもなかろうが、きょくげいを（マスタースキルポイント込みで）
１５０にするところまではあらかじめ予定に入っていたのだが、
僧侶に魔法使いまで１５０可能なかたちで、一度はきれいにまとまったものの、
圧倒的なスキルポイント不足でバッサリ切るのはしかたないとあきらめていた
短剣の空白が、どうにも耐えがたくなってきた。どうせなら旅芸もオール１５０にしたいし、
盗賊にもっとも適した武器も、爪より短剣だと私は思っている。
爪だけだとしっくりこない。丸腰でいるのと変わらない気分である。

かといって魔戦のスキルはアイデンティティなので、これは削れない。
爪も棍も扇も削れない。さてどうするか。本来ならば禁じ手をつかった。
前のスキル解放でもつかった手なのだが、まもののパッシブを７０止めにして、
ＭＰ＋１０を犠牲にした。迷宮でメラガイアーを数発撃っただけで飽きた魔法使いは
完全に捨て、しんこう心もマスター込みで１２０と、最低限のラインにとどめた。
さらにはおたからパッシブも削った。苦肉の策でなんとか短剣も１５０にした。
（レンジャーとどうぐのＳＰがもっと融通きけばこんな苦労もしないのだけど）

たかだか短剣ひとつのために、そこまで犠牲をはらう必要があるのか？　
それは現時点ではなんともいえない。メラガイアーが強力すぎて、
ドレアムさんなどはほとんど魔僧のみの募集となりつつある。
世間の風向きにまるで逆らっているようなものだ。
現に今日も旅芸ではまったくもって声がかからなかった。

しかし、みんなとおなじことをやっても面白くないだろう。
スキルの振り分けにしても、どこか尖っていたい。世間に安易には迎合したくない。
ここにきて、また旅芸人の面白さにとりつかれてきたところでもある。
旅芸人は昔のドラクエでいえば遊び人ポジション。毎日を自由にお気楽に、
浮かれて過ごしているように見えて、その実は世間に中指を立てる反抗の徒。
そういうロックテイストを体現している職業なのかもなあ、と思った。