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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2015-04-03 08:34:20.0 テーマ:その他

都合のいい神様

おなじく商売種にしてる人に迷惑かもしれないし、私自身のりこまれてもイヤなので(笑)、
商品名までは明かさないが、とある頭装備の☆3未練金品に奇跡ツボ☆2で
(ツボ☆3だとちょっと割にあわない)HP+5の中級練金をつけるのを目下、
金策の主力としている。なんせこの商品はリスクが少ないのがいい。
見るも無残な失敗品でさえも、仕入れ値に毛が生えた程度の値段では売れるのである。
練金代ひっくるめてもわずかな赤字。何事によらずリスクヘッジの考え方は大事なのだ。

成功したらしたで、たとえばHP5(+2)、HP5(+2)、HP5(+2)という
商品ができたとしたら、これは上級練金のHP7うめつくしとおなじことである。
よって、仕入れ値から跳ね上がるような値段で売れる。インしてるあいだ、
ずっと職人仕事に没頭するようなのは私のやりたいドラクエではないので
そこまではしないが、おかげさまで80装備が定期的に、無理なく買えるようになった。
キラマラとオーブ工であくせく稼いでた頃からすれば格段の進歩だ。

さて、ツボを回しているといろんなことが見えてくる。
5個の商品をまとめて練金したとする。そのうち1個が高額で売れる大成功品、
2個がトントンか微黒、あとの2個が失敗まじりの微赤となる。
(大成功品が1個できればトータル的にはじゅうぶんな黒字になる)
この比率はだいたいいつもおなじである。日によって変わるということもない。
めざましテレビで今日の運勢がなんと言われようが変わらない。

ツボの針はさまざまな結果を指し示す。HP5(+4)、HP(−3)、パルプンテ……、
これは表示されているパーセンテージにまずまず、収束しているのだろう。
結果は順繰りに、規則正しく訪れるのではなく、当然のことながら偏る。
HP5(−3)を三連続で引くこともあれば、HP5(+4)を三連続で引いて、
大儲けすることもある。抽選結果の偏り。ふだん我々がツキと呼んでいるものの、
これが正体である。いい結果を、1個の商品にまとめて引こうとすれば——、
これはこの日誌でも再三書いていることだが——試行回数を積み重ねる以外にない。
「ついてる日」を狙い撃ちするような、都合のいいやり方はない。
では、引けない時にどうリスク回避をするか? それも当然の帰結である。

これはパチンコとまったくおなじ考え方なのだ。打ちつづけていれば、
そのうち誰だって大連チャンする。むしろ、単発や大ハマリに苦しめられてる時、
いかに支出を削減するか。これがパチンコの勝者と敗者を分けるポイントだ。
パチンコの出玉推移は、台の上にあるデータグラフで表示される。
そこには、まるで運気の波があるかのような曲線が描かれている。
それを見てうんうんと頷いてから、「この台はそろそろ出そうだ」と
したり顔で打ちはじめるような人がいる。しかしそんなものは的外れもいいところ。
上げ潮の部分だけを、都合よくすくい取るなんてことは誰にもできはしない。
(結果的に出たりすることもあるので、ますます勘違いが深まる)

この世界には完全に証明された摂理、法則性がある。
1+1は2である、という小学生でも知ってるようなこともそうだし、
ニュートンが落ちる林檎を見て発見した(とされる)万有引力にしてもそうだ。
それとはまったく無関係にはたらく力があるなら、運気を司る神様(のようなもの)と、
自分は交信できると主張するならば、その存在を証明してみせなければならない。
そして、そんなことは誰にもできはしないのだ。

ツボやらランプ練金はよく、ギャンブルだ、といわれる。
私はギャンブルの本質とは、運否天賦に身を投げ出すことではなく、
「そこに可能性があれば、より確率の高いやり方を選択して追求する」
ことだと思ってるので(逆にいえばそういう方法論が通用しないギャンブルはしない)、
呼ばれ方はギャンブルでもなんでもいいが、自分には向いてるな、と思う。
私なんかより練金でずっと稼いでる人たちは、意識的にしろ無意識的にしろ、
この世界がわけのわからない「運気」に左右されるものではない、ということが
心にしっかりと根づいているのだろう。自分なりの理を打ち立てているのだろう。

いつの時代にも「都合のいい神様」があらわれる。スプーン曲げで一世を風靡した
ユリ・ゲラーがそうだし、オウム真理教の麻原彰晃がそうだ。
物事を理詰めで考える態度を捨て、閉塞感を抱えた多くの若者がとびついた。
(オウム幹部はなんでまた、と思うような高学歴エリートばかりである)。
「神様」のお膝元で心地よい言葉に耳を傾けていれば、自分も「選ばれし者」
のように思えたのだろうか。しかし結局はまやかしの世界だった。
「理」は我々を突き放しもするが、最終的に救うのもまた「理」であるはずだ。
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