朝の日課のふくびき券回収を終えて一息ついてた時に、昔蜘蛛連戦で知り合って以来の
フレが声をかけてきた。コインボス消化大会のお招きにあずかった。ありがたいことです。
彼はマジンガ3枚を出してくれるという。では私は?魔戦で行きましょうか、それか武?
ご指名は予想のはるか斜め上をゆく魔法使いであった。魔法使い?ゴニョゴニョ……。
いちおう装備はあるし、炎10%ベルトも氷10%も持ってるが、
(1本にまとまってたら神ベルトだった)魔法使いなあ……。
いまどき150までスキルをふってない人などいるわけない、という認識なのだろうか。
「魔法使いの道は断ち切った!」とここで大見得を切ったばかりでもある。
その旨をつげると、「ああメラミでも撃ってればいいからw」みたいな感じで
軽く受け流される。そうはいっても「おミソ」的なポジションに甘んじるのは
私のプライドがゆるさないので、ダーマ神殿に行って短剣のスキルを極一時的に、
まほうに振り替えて参戦することにした。もちろん炎10%ベルトも連れてだ。
魔法構成(パラ、魔×2、賢)でのぞむマジンガはまったくの初体験だったが、
率直な感想を述べると、「物理とはなんだったのか」と思うほど楽だった。
パラの立ち回りさえしっかりしてれば、魔法使いは脳筋砲台に徹してるだけでいい。
僧侶もいらない。たしかにこれはメラガイアーがなくても、多少討伐時間が
長引くだけのことだ。その後悪霊や三悪魔にも行ったが、フレもそのフレも
うまい人ばかりでそつなくこなせた。解散後、こんどは野良でドレアムさんにも行った。
炎10をアピールしてたらわりとすぐに誘われた。四職目の勝利となった。
ふつふつと、わきあがってくる思いがあった。魔法使いはやらん、と
自ら道を狭めるようなことを言うより、隠し芸、余技的な感じで
道をのこしておくのもアリかもなあ……。他の職をやろうとすると
全ふりなおしの宝珠をつかって、あれやこれやとスキルを組み直すことになるが、
魔法使いは短剣を振り替えるだけでいいのでお手軽ではある。
引退する、すると言っておきながら結局しない引退詐欺のようなものだけれど。
「カルドさんが魔法使いやってるのなんて見たことない」とつきあいの長いフレにも
言われるぐらいの私だが、たまに出す時には伝家の宝刀を抜く感じで、
やっぱりそれなりのモノを見せたい。ベルトもたんすの肥やしにするにはもったいない。
「攻魔700と炎(or氷)10%の両立」をバージョン2での、
めざすべき到達点、最終目標にかかげた。退魔上の攻魔練金は、
僧侶用の退魔をそろえたときについでに買った安物(+33)を
いまだに着ているのだが、これを大成功品にすれば届く数字である。
実は前々から、(いいのができたら自分で着るのも視野に入れて)退魔上の練金には
チャレンジしてはいるのだが、失敗つづきでかなりの損失をくらっている。
退魔下は+47の良品ができたのだけど……さすがに買ったほうが早いかな、
というところだ。攻魔は700以上はいらん。どのみちメイン職ではないし、
セルケトは魔戦との併用を考えてHP盛り、しんぴもHPでいい。
もうちょっとしつこく練金してみるか、いっそのこと完成品を買ってしまうか、
決めかねているところではあるが、晴れて退魔上の大成功品を手中にしたら
バージョン2で買いたいものは全部、買ってしまったという感じである。