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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2015-09-07 23:41:06.0 2015-09-07 23:54:57.0テーマ:その他

RMTについて考える

このゲームが発売される前後だろうか、とある有名なゲームプログラマーが、
「ドラクエ10は業者対策がなってない」と冷笑的なスタンスからの疑問を
投げかけたことがある。他のMMOなんぞやったこともない私は、
その発言を見て、「この人は何を言ってるんだろう」とたいして気にも留めなかった。
彼の言ってることがわかったのは、ゲーム内の通貨をリアルな金銭で取り引きする
業者が存在し、MMOとは切っても切れない癌のようなものであると知ったのは、
だいぶ後になってからのことである。

私は、RMTという行為をはたらく人についてはとくに肯定も否定もしない、
というスタンスである。RMTがはびこると、理屈ではゲーム内のインフレが急加速し、
経済状況に建て直せないほどの大打撃を与えるとされている。
しかし、そうなったらそれまでのことだと思っている。
このゲームが大好きで、アストルティアに一日でも長くとどまりたいという思いと、
ふたつの思いが私の中で、不思議と矛盾することなく共存している。
どうせいつかはこの世界から巣立たねばならないのだ。多少早くなるだけのことである。
「桜色舞うころ」で中島美嘉も歌っているように、人はひとところにはとどまれないのだ。

肯定も否定もしないとは言ったが、私自身は(言うまでもないことだが)、
RMTはしていない。ことの善悪以前に、毎日食っていくだけでカツカツで、
とてもRMTにまで回せるカネがないから、という誇らしい理由だ(笑)。
では以前のように、毎日働きづめに働いて、小金こそ持っているがゲームをする時間など
せいぜい一日に1、2時間という状況だとしたらどうか。清貧に甘んじてる私は考える。
おそらくはネルゲルを倒した時点で満足してそのまま引退しそうだが(笑)、
続けていたなら、フッと魔がさすこともあるのかな、と思う。
引きこもりのニートどもが人生の無為な時間をキラキラマラソンに費やすなら、
そのぶん働いて得た金をRMTに宛てる俺の方がまだ上等だ、という道筋に至るのも、
心の動きとしては理解できる。まず自分ありき、自分を正当化する理屈はいくらでも
後づけする。置かれた立場によって人は、いかようにも考え方を変える悲しい生き物なのだ。

RMTに手を染めるきっかけとしては、ことドラクエに関しては見栄をはりたいとかいうよりも、
「ドラクエ愛を試されている」ような心境に陥ってしまうからではないかと思う。
ほかのゲームは一切やらなくとも、ドラクエだけはやる、という人は多い(私もその一人だ)。
自分の世界だけで完結していた9までと違い、10は他人という比較対象が
どうしてもつきまとう(これはMMOの構造的な問題でもある)。
比べて装備やアクセがしょぼいと、子どもの頃から一途に注いできたドラクエ愛までもが、
他人よりかすんで見えてしまうのではないか。「おまえはまだ愛が足りない」と
圧迫的な耳鳴りすらおぼえるのではないか。むろん愛とは競い合うものではないのだが、
こればかりは理屈ではない。傷ついた愛が、反動でより狂信的な方向に向かうのも人の常だ。
我々は、今一度「ドラクエ愛」の洗い直しをすべき時期にさしかかっているのかもしれない。

かつて私と関わりのあった何人かの人間が、RMTの闇に飲まれ消えていった。
その闇は決して隔絶した悪ではない。我々の心にもどこかで水路はつながっている。
すでに足元ぐらいはひたひたと浸しているのかもしれない。
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