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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2022-01-15 20:46:17.0 テーマ:その他

スクリーマデリカ

私がマイタウンを購入したのは半年ほど前で、
世間的には早いほうではない。
「か、買おうと思えばいつだって買えるんだからね!」
とツンデレぶってたが、実際グレン住宅村で十分で、
何がなんでもマイタウンが欲しい、ということではなかった。
それが「そろそろ住んでないと見栄えも悪かろう」という
クソみたいな理由で買った。リアルで住居運がないせいか、
私のハウジングセンスは壊滅的である。
何をどうやっても人様のように見栄え良くはならない。
それはサービス終了までの宿題として、購入前からつけたかった
マイタウン名をつけることで、とりあえず満足してしまった。
「スクリーマデリカ」である——。

これは私がビートルズと並んで敬愛するバンド、
プライマル・スクリームが1991年にリリースしたアルバムから命名したものだ。
91年は他にも、産業ロックを駆逐したニルヴァーナの
「ネヴァーマインド」を筆頭に、U2の「アクトン・ベイビー」、
マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの「ラヴレス」、
マッシヴ・アタックの「ブルー・ラインズ」、
パール・ジャムの「テン」など90年代の色を鮮明にする
歴史的名盤が立て続けにリリースされた奇跡のような年だ。

私は80年代の音楽にも80年代の良さはあると思うけど、
青春期に寄り添ったという意味ではやはり90年代の音楽に、
特別な思い入れがある。そんな中でも「スクリーマデリカ」は記念碑的作品だ。
プライマル・スクリームのフロントマン、ボビー・ギレスピーは
私にとってはただのロックアイコンにとどまらない、
ロールモデルな意味合いをもつ人物だ。身近にそういう役割をする
大人がいなかったせいもあるが、何か意見を求められるような
問題に直面した時、私はボビーなら何と発言し、何を歌うか——、
そういうことを考える。

ボビーならコインボスで全滅したぐらいで弁償なんてアホくせえ、
「称号PT」を掲げマウンティングでひしめき合う
エンド勢界隈なんてクソくらえ、と言うだろう。
——いやいや、これはボビーの名前をいいように利用してるだけか。

スクリーマデリカとは、「呪縛」という意味だ。
リアルでもアストルティアでも、我々にはさまざまな
呪縛がのしかかってくる。装備を揃えなきゃいけない、
称号を取らなきゃ、日課週課をこなさなきゃ……、
「そこから解き放たれようぜ」と言ってしまうのはたやすいけど、
いろんなしがらみがある以上、絵空事でもある。
ならば呪縛という大いなる磁場の中で、
それでも軽いステップを踏んで踊ってやろうぜ、
というのがスクリーマデリカという名前に込められた、
もうひとつの意味であり祈りなのだ。まあ後付けですけど。

その呪縛に耐えかねた例もあるだろうが、以前からの友人知人含め、
たくさんの人たちがこのゲームから去ってしまった。
しかし私はなぜだか「生き残った」。ドラクエシリーズは1から皆勤とはいえ、
MMOはズブの初心者だった私が、だ。決していい思いばかりしてない、
挫折も数多く経験したというのに。

最近はこの「生き残った」意味についてよく考える。
ロマンティックな呼び方をすれば運命、なのかもしれないが
私は運命論者なんかじゃない。だけど運命ってやつは
後付けで意味をインストールできるらしい。
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