目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

カルドセクシの冒険日誌

2022-01-16 01:15:17.0 テーマ:その他

自分の気持ちに復讐される

ツイッターで軽い知り合いだったのだが、将棋ウォーズに
自分は運に恵まれないだけで初段の実力があると自負する、
1級の女性がいた。彼女は勉強家でエリートコースを
歩んできた人で、人生において今まで何もかも努力で克服してきたのに、
歳をとってからはじめた将棋だけは思い通りにいかない、と嘆いていた。
いわゆる「負けず嫌い」な性格で、それが彼女の原動力と
なっていたのだろうが、負けず嫌いが高じて自分より下級のユーザーを
「雑魚」と切り捨てるようになり、見るに耐えない暴言を吐くようになった。

将棋は上を見ればキリがない世界である。誰かを「雑魚」と呼ぶなら、
自分も高段者から見れば雑魚であることから逃れられない。
つまりは自分の気持ちに復讐されてしまうのだ。悲願とする初段には届かず、
彼女の自己分裂的なツイートは日に日にひどくなっていった。
そんなある日、アカウントが凍結されていた。
おそらくは目に余る暴言の数々が通報されたのだろう。
今彼女がどうしているかはわからないが、自分の気持ちに復讐された
人間の末路を見る思いがした。

最近は見かけないが、職人系ルームで「私は金策なら誰にも負けない」
と豪語し、隙あらば所持金自慢をおっぱじめる人物がいた。
そういうところにプライドを持つのもMMOの楽しみ方のひとつだろうが、
この人は本当にこのゲームを楽しめているのかな、不幸ではないかな、
という気がした。この人に限らずわりとカジュアルに、
所持金を公開する人は多いけど、私はまずそんなことはしない。
一般層に「マウント取りやがって」と思われたくないし、
富裕層に「なんだこれっぽっちしか持ってないのか」
と思われるのもしゃくだからだ。件の人物も、
いつか自分よりすごいプレイヤーに出会わないとも限らない。
その時に、自分の気持ちとどう折り合いをつけるのだろうか。

「ホームレスは社会にいらない」と発言し、
「お前こそいらない」とカウンターの批判を雨嵐のごとく浴び、
屈辱の謝罪を余儀なくされたメンタリストと称する人物も、
自分の気持ちに復讐された典型であろう。

昔の人は、自分の気持ちに復讐されることの危うさを
よく知っていたからこそ、神様という概念を作り上げ、
他人を見下し馬鹿にするとバチがあたる、という物語を
書き上げたのかもしれない、と思う。元来無宗教の風土に生きる
我々日本人は、神様を「祈れば願いをかなえてくれるもの」
と安易にとらえがちだ。だからお手軽な神様に祈って運気アップ、
みたいな言説がはびこり、それに飛びつく人があとを絶たない。

しかし宗教観が根づいた西欧社会において、神様とは
「自分を律するもの」ではないかと思うのだ。
他人より優位に立ちたい気持ちは誰にだってある、
私だってある、しかし神様の面を被った悪魔がのぞきこんでないか、
束の間の優越感と引き換えに大事なものを失ってないか、
留意する必要はあるだろう。
いいね! 18 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる