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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2022-01-19 03:04:05.0 テーマ:その他

水のはごろも物語

レア泥理論値の皮の手ぶくろを50億のローンで売る話が
まとまったはいいが、手付け金の1億程度を受け取っただけで
持ち逃げされてしまった人の話を聞いた時、
(悪いけど他人事だけに)私は大笑いしてしまった。
買い手は盗み金策で毎週返済するつもりだったとか、
売り主は盗み金策をしたことがないので相場がどの程度の
ものかも知らなかったとか、前フリがいちいち面白くて
筋書きの見えるコントみたいな話ではないか。

まあ、どっちもどっちではあるのだが、売り主はこの先ずっと
(実質的に)50億を失った痛手を引きずり続けるのかと思うと、
そこにはご同情申し上げるしかない。お金が幻想だとは以前に書いたが、
金額が金額だけに幻肢痛を患ったようなものだ。
あまりの大金は人を不幸にしてしまう例である。
宝くじでも当たってかえって不幸に落ちた、なんて話をよく聞く。
かつてはカネトルティアと呼ばれたこのアストルティア。
お金という魔物を媒介にかかわり続ける我々は、
有機的にも無機的にもさまざまな形でつながっている。

フレでないし、直接的な交流は何もないのだが、
プレイスタイルに支持の念を抱かざるを得ない
ひとりのプレイヤーがいる。その人は水のはごろもセットの
理論値・各種耐性・珍品と何から何まで取り揃え、
ハイエンドバトル含めどこだってはごろもで行ってしまう。
縛りプレイ、という重苦しい印象はない。単純にはごろもが好きだから、
ぐらいのことだろう。フリコメにはたった一言、「水のはごろも物語」
と記してある。これにはしびれる。ドラクエ2からはじまった、
はごろもにまつわる様々な物語が脳裏に浮かんでくる。

なぜその人を知ったかというと、ランプ錬金ではごろもを
主力商品にしていた時期があって、その時にバザーを通じて
よく買ってもらってたからだ。はごろもの良品ができれば、
「あの人が買ってくれるかな」という期待を込めてバザーに流す。
それが的中すればしてやったり、とガッツポーズする。
(一方的にフォローしてる)ツイッターでは時おり、
「こういうものが欲しい」という誰に宛てるでもない
リクエストがある。それを参考にしてランプを回す。
我々の間にはただの売り手と買い手ではない、
何か別の関係性が成立してたように思う。ドラクエ愛に
取り憑かれた者同士の、無言の会話劇とでもいうべきものが……。

一度だけ、私の名前こそ出さなかったものの、
「この出品者からはいろいろ買っている、ありがたい」
といった内容のツイートをしてくれたことがある。
はごろもはたいした儲けにはならないけど、それだけで私は報われた気分になった。
もう一歩踏み込んで、共通の知人でも介してフレになりたい気持ちもあった。
しかし私は踏みとどまった。それをしてしまうと、
微妙なバランスで成立している我々の関係性が、
揺らいでしまう気がしたのだ。

その後ははごろもも品薄となって商材としては扱えなくなり、
その人の動向もいまひとつ追えないでいたが、
今日ふと流れてきたツイートでは、ドラクエXはほぼ、
引退状態となっていることが記されていた。
こういう時、何か一声かけられるほどの間柄でもないのは歯痒さはある。
しかし、ただの売り手と買い手という関係性にとどまらない、
両輪となって未開の荒野をつき進んだ記憶は、
まだまだ今後も続く私のアストルティア生活をほの暖めてくれるだろう。
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