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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2022-01-20 04:33:50.0 2022-01-20 04:49:41.0テーマ:その他

闇レイブン物語

ver5の前、私は半年間ほどの休止期間をはさんでいた。
目も体も調子悪かったのが主な理由だ。しかし新天地の魔界や、
新職のデスマスターには興味をひかれる。体調面での不安を抱えながら
追加パッケージを買い、3キャラから所持金をかき集めると
2000万ゴールドもない程度だった。錬金の最前線で戦うにしては
心許ない金額である。新武器のバブルに乗れるわけもなく、
型落ちの装備を細々と回してたある日——正月の2日のことだ。

趣味で回してたレイブンスーツ体上にポン、ポーン!とパルプンテで
闇耐性28%がついたのである。まおうのランプやあくまのツボ実装の
はるか以前、奇跡とも呼べる結果だった。
弓魔戦でも闇100を実現できるため、自分で着るかそうとう悩んだ。
が、結論は売ることにした。まずは金が必要だ。
しかし価値がいかほどなのか、復帰したばかりということもあり見当もつかない。

バザーに並んでいるレイブンに同等品はない。
同じく基礎効果に闇耐性がついているエトワールコートの
闇28が1億8千万だったので、まあ1億ぐらいつけてもバチは当たらんかな、
とグレン1で行商してみた。が、
「エトワールならともかく今どきレイブンで1億はないよ」
という冷やかしを浴びるだけで、誰も一顧だにしない。

行商ではラチがあかなそうなので、寝る間際にバザーに出した。
こちらも冷やかし半分、泳がせ半分の2億だ。
何かの間違いで売れたらもうけものだ。それぐらいの気持ちで迎えた朝、
なんと売れていたのである。手取り1億9000万。
またとないお年玉となった。私はマイタウンすら買える額を、
一夜にして稼ぎ出したのだ。

それが今に至るまでの運転資金の礎になったことは言うまでもないが、
親心として気にかかるのは娘の嫁ぎ先である。
そこで行方を追ってみると、どうも転売ヤーから転売ヤーへと
渡り歩いてるようなのだ。しかも4億、5億と法外な値をつけられて。
私は金策としての転売をまったく否定しない。
しかし落ち着くべきところに落ち着いてほしいのも人情である。

まだ買えないが、いずれ私はレイブンを買い戻そうと思った。
結婚もしてくれない男から男へとさまようなら、親元に戻るのが一番だ。
それが体調の不安を払い、ver5を乗り切るモチベーションにもなった。
その後まおうやあくまが実装され、闇28レイブンの価値は色褪せた。
バザーでの値段も急落したが、もう少し、あと少しと
機会を伺ってるうち、買い戻すタイミングを私は逃してしまった。
私の錬金したレイブンは完全にバザーから消えてしまった。
本当の闇にまぎれてしまったのだ。他人の出品している
闇28もあるにはあるが、それでは意味がなかった。

レイブンは三悪魔登場の頃、今よりずっと少ない資金をやりくりして揃え、
忠誠のチョーカー完成の助力となってくれた思い出深い装備だ。
その(過剰ともいえる)思い入れが私らしからぬ感傷を
招いてしまったことは否めない。平生の私はもっと、
商材は商材と割り切る。そして闇28レイブンが教えてくれたこともある。

錬金は冷徹に言えば、確率が織りなす事象の一結果に過ぎないが、
とにかく続けていればいつかは、我々が「奇跡」と呼ぶ
瞬間は舞い降りてくる。それが私の場合はたまたま、
復帰間もなくというタイミングだっただけだ。
それがいつか、なんて約束はできない。人によってはサービス終了まで、
奇跡は降りてこないなんてこともあるかもしれない。
それでも我々は見えない明日に賭けるのだ。
人生こそがギャンブル、なんてのはあまりに手垢のついた言葉だけれど。
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