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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2022-01-20 11:46:14.0 テーマ:その他

人の心

スコルパイドが最難関コンテンツだった時の話をする。

なんとかⅢを倒し称号を取り、半ば燃え尽きていたところだった。
そんな折フレチャが飛んできた。わりと初期からのフレで、
Ⅲ討伐でやれやれとばかりに解放感を味わう私とは対照的に、
聖守護者への情熱が燃えたぎってると見受けられる人だ。

「サソリⅢ行きませんか?」

一瞬、どうしようかとためらった。目的の称号は取ってしまったので、
Ⅲはもう用がないといえばない。だけどフレの誘いなら、
行くのもいいかなと思った。勝てなくても、それはそれで
しゃあないで笑って済むだろう。そこで私は、

「Ⅲは一回しか倒してないけどいい?」

とお伺いを立てた。もちろんイエスノーを問うてるわけではない。
「そんなの全然かまいませんよ、行きましょ〜\(^^)/」
という会話の流れをあてこんでのことだ。しかしその後の展開は、
そんな私の思惑を大きく裏切るものだった。

フレ「PTと相談しますね」

待つことしばし、私の見えないところで持たれた話し合いの結論は、
まさかの「ごめんなさい><」だった。なんじゃそれは、
全身の骨が砕けそうになった。まず、私にお伺いの真意を説明する
時間も与えず、PTと相談する時点で完全に私の気持ちを
締め出しにかかっている。私を誘いたいと思ってくれたのなら、
他の面子の顔色など気にせず誘えばいい話ではないか。

「次回Ⅱでご一緒しましょうね〜」という言葉も追い討ちをかけた。
完全に格下扱いである。チンケなプライドが、
なおのことしぼんでしまった。仏のカルドさんとは何だったのかというくらい、
その時ばかりは激昂した。速攻でフレを解消し、
彼女に誘われるまま何となく籍をおいてたルームも抜けた。
その一件が、私の常闇聖守護者へのモチベを失わせ、
完全に燃え尽きてしまった理由のひとつでもある。
まあ、月日を経た今となっては彼女にどうという感情もないのだが……。
(もちろん感謝しているわけでもない)

MMOは人の心と心がふれあう場所だ。いくら戦闘の技術が高かろうと、
すごい装備であろうと、心の機微に通じてなければ
それは下手なプレイヤーなのだ。生身の感情を持った人間を、
出し入れ自由なサポと同列に扱っていいわけがない。

そういう意味では、昨今のハイエンドバトルのトッププレイヤーたちには
(私はエンドイキり勢と呼んでいるが)危機感を覚える。
彼ら彼女らは、これが正解だというルーティンばかりを喧伝して
そこからはみ出してしまう人の心までには思いが至らない。
もっといえば、技術や理論があっても哲学がない。
エンドイキり勢の唱える「正解」がドラクエXの主流を占めるようになれば、
反比例するかのように心は衰退してしまうのではないか。
「あったけえ」という言葉に象徴される、ドラクエXの世界を温めてきた心が。
正解に塗りつぶされるなよ、という警鐘を鳴らすのは哲学の大きな役割なのだ。

つらい記憶を呼び戻してしまったけれど、数ヶ月間がんばって、
やっとこさサソリⅢを倒した日のことも思い出した。
その日は野良PTだったのだが、回数を重ねたすべての戦闘が
初勝利へと結実するものだった。その時ばかりは私も、
それまでPTを組んでくれたフレ、野良の人、すべての人に感謝した。
そういう気持ちを思い出せたのは良かった。
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