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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2022-01-24 18:57:12.0 テーマ:その他

「忘れる」こと

古来からある文化で、将棋ほどコンピュータと親和性の高いものを他に知らない。
(囲碁もそうなのかもしれないがよくわからない)
次の一手、指した手の善悪、形勢判断などを瞬時に計算して
パーセンテージを出す、なんてのはもっとも得意とするところだ。
棋譜も昔なら手書きで写したりしたのを、今はコピペで楽々再生できる。
カレーと福神漬け、ビールと鮎の塩焼きぐらい、
「出会いのもの」といえる。その代わりというか、
観戦する側に立つとコンピュータ以前と以後では、
ゲーム性はまるっきり変わってしまった。

昔は高段の棋士が解説役をつとめ、次の一手を視聴者と一緒に、
推理するようなスタイルだった。今はコンピュータが事前に
最善手を割り出してしまい、その通りに指せるかを見守るような感じだ。
正解がまず先にきてしまうのだ。これがいいのか悪いのかは、
私からはなんとも言えないけれど、コンピュータが出した結論ありきで
人間がそれに沿って動く、現代っぽい話ではないだろうか。
親密になったあまり、行動原理まで乗っ取られてしまったかのような……。

将棋の世界はあたかもコンピュータに支配されたかのようであるが、
人間の脳にあってコンピュータにないものがひとつだけある。
それは「忘れる」機能だ。コンピュータは「このファイルを削除」、
という命令を与えられない限り、自動的に無作為に、
忘れてしまうことはない。「忘れる」とはあまりいい意味で
使われないけれど、これがないと我々の頭はパンクしてショートしてしまう。

一番、誰にでもあてはまる例えをすると「死」だ。
誰でもいつかは死ぬが、忙しい日常に埋没しているので
それを忘れてしまう。死ぬことが頭から離れないでいると、
まともな生活を営むのは難しくなってしまうだろう。
いやな思い出も適宜忘れてしまえるから、なんとか生きていける。

ではコンピュータもうまい具合に「忘れる」機能を搭載し、
何もかもが人間を上回る知性を獲得し、この社会を完全に
支配する時が——ディストピアSF的な将来がやってくるのだろうか。
まあ私はそこまで生きてないでしょうから安心です。
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