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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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写真コンテスト

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カルドセクシの冒険日誌

2022-01-28 17:38:31.0 テーマ:その他

固定PT

人が集まるところ、ある程度はしょうがないことなのかもしれないが、
いつものメンバーばかりで固まってコンテンツに赴く状態が生まれる。
いわゆる「固定」問題だ。「いつメン」たちはコンテンツを
つつがなく攻略し、記念写真でも添えて映える日誌にすれば、
多数のいいね!がつく。モチベが上がった彼らはさらなる高みを目指す。
一見、美しい循環のように思える。しかしその影には、
固定の輪に入れずはじかれてしまった人たちがいる。

分裂騒動後、私がリーダーをつとめていた昔のチームでもそうだった。
当時のピラミッドはそこそこ難易度の高いコンテンツだ。
いつの頃からか、チーム内上位(という言い方も本当はしたくないんだけど、便宜上)
の4人だけで集って、ピラ攻略をする固定PTが目につくようになった。
チムチャには誘い合わせの会話など一切出てこないので、
裏で直のフレチャか、外部ツールで連絡を取り合っているのだろう。

私自身は毎週野良で行くので(このへんはナチュラルボーンぼっちの矜持である)、
関係ないっちゃ関係ないのだが、リーダーという立場上、
誘いのひとつもかからない他チムメンの心情にも配慮せねばならない。
そこで私はある日、「いつメン」の一人に問いただしてみた。
しかし彼は、特にガッチリ固定を組んでいるという意識もなかった。
気がついたら毎週同じメンバーで行ってました、ぐらいの感覚だった。
誰が音頭を取ってるわけでもなく、自然集合だという。

のれんに腕押しのような対応に脱力感を覚えた私は、
その日はそれっきり、言うのをやめてしまった。
まあ実際はそこで話が終わるわけでもなく、
目につくたびに「おっ、KIZUNAパーティーだ」
と軽口を浴びせるのが、私の底意地の悪いところでもあるのだが……。

今、所属しているのはメンバー数上限ギリギリの、
アストルティアでも指折りの大規模チームだが、
強い圧をかけている感じでもないのに、いつメンで固まってしまう
排他的な空気がない。PT募集はいつも表のチムチャであり、
常に清新な風を取り込もうとする美風が成立している。
これはリーダー、中核メンバーが長年試行錯誤してきた中で、
熟成された賜物なのかもしれない。そして私はリーダーとして、
そこまで舵を切れる器がなかった、それだけの話かもしれないが……。

私には別の器もあると信じたい。輪の中に入れずはじき出され、
人知れず不満や孤独を飼っている人たちの声なき声に、
割れやすい心に、耳を澄ませ交信する能力——、
それがナチュラルボーンぼっちの天賦だと信じたいのだ。
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