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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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カルドセクシの冒険日誌

2022-02-11 11:42:06.0 テーマ:その他

クリフトの物語

32年前の今日は「ドラゴンクエスト4」の発売日でしたか。
私は高校生だった。3の時より多少は小遣いもあり、
田舎に住んでるとはいえバイクで小回りもきくようになったので、
発売当日に首尾良く買うことができた。そして遊びまくった。
勉強もせず遊びほうけているわけだから、中学で常にトップだった
私の成績はせいぜい中の上、といった位置におさまってしまった。

酒場でキャラメイクする3の仲間にそういうのはなかったが、
4は登場人物それぞれのバックストーリーが精緻に語られたドラクエでもあった。
だからアリーナなどは、今日に至るまで絶大な人気を保っているのだろう。

アリーナといえばクリフトを抜きにして語れない。
私の固定スタメンは、勇者(主人公)、アリーナ、クリフト、マーニャだった。
これには当然の理由がある。クリフトはザラキマシーンと
揶揄されるほどに、一部では「使えない」と評価される。
(個人的な印象ではそこまで多用してる感じでもなかったが)

安定した立ち回りを目指すなら回復役はミネアかもしれない。
しかしクリフトならこう言うはずなのだ、
「姫様が前線で戦っているのに、私がのうのうと馬車で寝ていられるか」と。

作中にそういうセリフがあったわけではない(たぶんないと思う)。
登場人物の声なき声に耳を澄ますこと、心の声を聞くこと。
私にとってクリフトは「感情移入」という域を超えた、
物語の余白に別の物語を読み取るような感性を、あふれんばかりに
拡張してくれるキャラクターだったのだ。

当然のことながら私の中には後日譚もある。
さすがに身分違いすぎて、アリーナとクリフトが結ばれることはないだろう。
アリーナは戦闘などまったく縁のない、どこか他国の箱入り王子と結婚する。
冒険以前と変わらず、クリフトは影となって見守っているだけだ。
しかし冒険を共にした記憶は、世間一般的な愛の形ではなくとも
二人の心をこうこうと照らしてくれる。いろんな愛の形があっていい、
これもクリフトが私に教えてくれたことだ。

同じ理由かはわからないが、しょこたんも私とまったく同じ
スタメンを組んでると聞いた時はうれしかった。
「共感」という言葉は安易すぎてあまり使わないのだけど、
しょこたんの描く物語と、私の物語はどこかで地続きのような気がしたのだ。

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