目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

カルドセクシの冒険日誌

2022-02-17 00:11:36.0 テーマ:その他

羽生善治

将棋ってマゾい趣味だと思うんですよね。はじめた時点で、
その世界のトップにいけないことはほぼ確定してるわけだから。
幼少期からはじめればワンチャンあるが、奨励会に入れたとしても
8割はふるい落とされる世界である。プロになれても、
そこから高みを目指すとなると……途方に暮れてしまう。
藤井聡太五冠になれるのは天文学的な確率だ。
「人生はギャンブル」という使い古された言葉があるが、
将棋に人生を捧げるのはあまりに分の悪い賭けといえる。

その将棋の世界で、かつて頂点を極めた男、
羽生善治九段がB級1組に陥落することとなった。
将棋に詳しくない人にザックリ説明すると、A級棋士10人
(この時点で超一流棋士)が名人への挑戦権を賭けた、
リーグ戦を行うわけである。羽生九段はA級の座を、
29年にわたって守り続けた。それが陥落してしまうのは、
これまた使い古された言葉だが「ひとつの時代が終わった」出来事なのだ。

今後、羽生九段がとるであろう進路は大まかにわけて3つだ。
ひとつ目、これは将棋ファンなら想像したくもない事態だが、
スパッと潔く引退してしまう。横綱が幕下で相撲を取るわけにいかないように。
「A級から落ちたら引退」というのは昭和の覇者、
大山康晴十五世名人が公言していたことだ。
(実際には69歳で亡くなるまでA級を死守した)

ふたつ目、他の棋戦には参加できるが順位戦は二度と指せない、
フリークラスに転身するか。これは羽生九段と同期で同い年である、
森内俊之元名人が選んだ道だ。順位戦で往年のパフォーマンスを
発揮できる見込みがないなら、名前に傷がつかないように
フリークラスでボチボチ指す手もある。

みっつ目、これは「ひふみん」こと加藤一二三九段が
選んだ道だが、最下位リーグのC2まで落ちても、
年齢制限による強制引退までボロボロになるまで指す。
しかし、これは現実には考えにくい。永世名人にまでのぼりつめた棋士が、
そこまでやるのは将棋連盟からしてもちょっとご勘弁を……、
という感じなのだ。つまり、羽生善治九段の進退は、
自分一人で決められるようなものではないということだ。
(失礼ながらひふみんはそこまでの実績はないので許された)

かつての栄光は失われたとはいえ、雲の上の人であることには変わりない
羽生九段の胸中をおしはかるすべもないのだが、
藤井五冠をはじめとする若手の突き上げをくらい、
己のパフォーマンスの低下と日々向き合わざるを得ない気持ちは、
そう何歳も歳の離れてない私にはわかる気がする。
老いを自覚し、生き方もシフトチェンジしていくしかない年代なのだ。

私が今二十歳そこそこの、元気いっぱいな体だったら
デルメゼⅢだって攻略してみせるのに——というIFが胸に
渦巻く時だってある。しかしそれも詮ないことだ。

今のところ引退は考えてないけれど、他人の都合や思惑に
からめ取られず、この先ドラクエXを続けるも引退するも、
自分一人だけの意思で決められるのは唯一、
羽生九段より私が恵まれている点かもしれない。
いいね! 9 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる