カルドセクシの冒険日誌

私が強ボスの最前線にいた頃は、戦闘中に「ごめんなさい、
とチャットする余裕があったらそのぶん立て直しに注力しようね」
というコンセンサスがあったように思うが、
最近はそういうことでもなくなっているのだろうか？

というのも、（ＰＴを組んだ相手が）さんざんミスしまくったのに
「ごめんなさい」の一言もなかった、という愚痴ツイートを
しばし見かけるからである。今となってはシビアな戦闘に
出向かないのもあるだろうけど、ここ数年、まあ私は戦闘で
「ごめんなさい」を言った記憶がない。初期設定の定型文を、
別のものに書き換えているぐらいである（笑）。

だからといって、私を無礼な奴だとも思わないでほしい。
戦闘以外で、何か自分に非があることをやらかせばそりゃ謝りますよ。
しかし戦闘では、事前に「よろしくお願いします」と言い合う。
これには「ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、何卒」
という意味も当然含まれている。私が挨拶を決しておろそかにしないのは、
そういうところからもきている。私が今エンドに通いつめてるとして、
戦闘後プチ反省会みたいになっても、「今後に活かします」
的なことは言ってもヘイコラと謝ったりはしないんじゃないかな。

戦闘がうまい具合にいかなくて、鬱憤をせめてツイートに
ぶつけたいのなら、共感はしないまでも話としてはわかる。
でも、「ごめんなさい」の一言を寄越せ、でないと気持ちがおさまらない、
というのなら、それはMMOに毒されすぎじゃね？
と、ドラクエXこそ十年近くプレイしているが、
MMOシロートの私としては思うわけだ。
何から何まで私の言うことが正しい、と主張したいわけではない。
個人的な違和感を表明してるだけである。

「ごめんなさい」は戦犯の所在を確認できるわけだから、
言われた方はある意味では楽になる言葉である。
でも戦犯探しに明け暮れるのがいいことなのだろうか。
「ありがとう！」や「いいね！」が飛び交うアストルティアは
良いアストルティアだけど、「ごめんなさい」で埋め尽くされる
アストルティアはあまり見たいものではないけどね？