3月中は気ぜわしく、またver6.1アプデにまつわる忙しさも重なり
更新もままならなかったのだが、こんな僻地の日誌でも
「楽しみにしてる」という声はそれなりにあるもので、
そろそろお応えせねばならんかと思う。ゲーム内容についても
言及したい点は多々あるが、まずはアプデ当日、
私のリアル事情からお伝えすることにする。
アプデに先駆けてパッチが配布される早朝、私は面食らった。
Switchの内部容量が足りなくてダウンロードできないと表示されている。
ドラクエX以外のデータは一切入ってなく、残り容量3.8Gもあるのに、だ。
どうも調べてみると、パッチのデータ量自体は1G程度なのだが、
ダウンロードには余裕ある空き容量が要るようなのだ。
ここからちょっとややこしくなるのだが、SDカードを持ってないわけじゃない。
ver6のパッケージと一緒に買った。が、Switchが認識しない。
でもまあ空き容量はまだまだあるし、いずれ修理に出すにしても
当分先のことだろう、と高をくくっていたのだ。
ver6を完走できるとも思ってなかったが、こんなに早くその日がくるとは。
アプデを数時間後にし焦った私はSwitchを即日修理してくれる店を探した。
◯◯ホスピタル、という都内に数軒を構えるチェーン店が目についた。
百合子の戒厳令以来、足を踏み入れてなかった都内に赴くべきか。
なおも調べてみると隣町のイオンの、携帯ショップでも
修理を受け付けているようだ。11時には間に合わないにしても、
すこしでも早くインしたいので電車に乗る時間も惜しい。
近ければ越したことはない。私は自転車を飛ばして、
20分ほどの距離の隣町イオンを目指した。こういう時、
ひょいと持ち運べるのはSwitchの大きな利点だ。据え置きのPCではこうはいかない。
携帯ショップで私を迎えたのは、ちょっと歳下で
機械に強そうな感じのまったくない普通のお姉さんだった。
彼女が掲示した修理代を目にして私はまたまた面食らった。
11880円、想像していた相場の倍の金額だ。
リアルマネーに乏しい私には痛すぎる、しかし今さら
他の店をあたってる場合でもない。泣く泣く依頼することにした。
機械にまったく強そうでないお姉さんが15分ほどで、
ひょいひょーい、と直してるのは見ものではあった。
SDカードを認識しなかった理由は予想通り、カードスロットの経年劣化だった。
それまで一度もカードを挿したことはなかったのだけど、
Switch自体は4年半は使ってるのでこういうことも起こり得るのだ。
とんぼ返りし、幸甚にも午前中にすべりこみインすることができた。
ほとんど時間ロスがなかったのは当日の立ち回りが勝負を分ける、
職人的には大きかった。11800円の出費に見合ったものなのかは、
なんとも言えないところだけど。
今回は「たまたま」金銭的にいくばくかの余裕があっただけで、
もっと厳しい生活を強いられてる平生なら修理代も出せず、
下手すりゃ引退状態に追い込まれていた。
我々の命運を分けるものはいつだって紙一重だ。
こんな綱渡りみたいな日々でなく、もっと余裕ある日々を送りたい。
リアルでもゲームでも、私の課題である。