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ドラゴンスレイヤー

カルドセクシ

[カルドセクシ]

キャラID
: LN778-267
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 130

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カルドセクシの冒険日誌

2022-04-08 20:50:08.0 テーマ:その他

水平線

ここ最近で、いい歌だなあと思うのはback numberの「水平線」だ。
聞けば発表されたのは一昨年らしいが、老人にとってはこんなの、
「つい最近」である。なんなら遡ること二十年ぐらいは
最近の範疇だからね? まあそれはいい。

歌詞もサウンドも歌い方も、どちらかといえばイモ臭くて
本来なら私の好みからは外れているのだけど、
コロナ禍において人生を見つめようとする誠実な視線、
全編をつらぬく歌心が抵抗なく懐に飛び込んでくる。
ロックとは前衛的であるべし、と思っていた若い頃から年月を経て、
私の嗜好も少しずつ変化していってるのだろうか。

これはコロナ禍で中止となった令和2年度インターハイに、
出場するはずだった高校生をはげますために作られた歌らしいが、
それとは関係なしに「これは私のために書かれた歌だ」、
と思った。いい歌にはそう錯覚させるだけの力があるのだ。

自分にとっての希望は他人からすれば風に飛ばされるように軽いもの。
誰かの夢が成就したならその陰には、スポットを浴びることもない人の
孤独な悲しみが隠れている。夢や希望を全員で共有しえないなんて、
人間社会とはなんて悲しいものなのだろう、と私が常々思ってたことを、
見事に切り抜いて聴かせてくれたという感じがする。

ドラクエXではトッププレイヤーとして賞賛を浴び、
称号戦でもりあがる人たちがいる一方で、その輪に入りたくても入れず
孤独や劣等感を飼ってる人もいる。というか、現に私がそうである。

トッププレイヤーからすれば私のささやかな矜持など、
それこそ風に飛ばされるようなチンケなものかもしれない。
自分は自分、他人は他人とスッパリ割り切れる性格なら良かったんだけど、
同じような人たちの気持ちに耳を澄ませたい、交信したい、
と以前の日誌では書いた。「水平線」で歌われているのは、
それと寸分たがわない心情なのだ。誰々は良い、誰々は悪い、
とジャッジしてより分けたいわけではない。ドラクエを愛する者たちに、
神の愛が等しく降り注がれればいい、と願っているだけだ。

だからひとつだけ言わせてもらうと、トッププレイヤーを軽々しく
「神」などという言葉を用いて崇めるノリは私は好きではない。
ツイッターなんかでよく見かけますよね、
「称号戦、神3人にキャリーしてもらいました!」みたいなやつ。
神とお近づきになれる自分もそんじょそこらじゃありませんよ、
という一種の自己顕示欲かもしれないが、プレイヤーは皆、
等しく人の子であるという前提に私は立ちたい。

空と海を分けるのはただの一本線だ。空の青も海の青も、
目映くまじりあって判然しないような境地にたどり着けたら——、
それはこのゲームをある意味で、極めたことになるのではないかと思う。
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