アリアの感情
父親はある日突然自分を屋敷の部屋に閉じ込めた。そして誰にも会うことが許されなくなった。大切な友達のメアにも…理由を聞いたけど教えてくれない。ただ毎日決まった時間に薬を飲まされる。私は死ぬの?
お父さんが憎い、お父さんより先に死にたくない
船長さんが話してくれた、とても悲しいお話。私も人生が変わるのかな…でも私は本当はメアとずっと一緒にいたいよ。お父さんが私を愛してる?まだそれは信じられない。
彼女は決意する。父親と向き合う事、そして自分の事をなにより大切に想ってくれる親友と生涯を生きる事を。本当は生きたいよ…死ぬのはとてもこわいよ…でもメアを悲しませるのはもっとこわいよ…本当は船長さんに直接話したかったよ…手紙は渡すつもりだったから書いた…あの日船長さんは船の出航準備で朝早く出掛けた。その後私は倒れた…メアに手紙を託した…船長さんには内緒にしてもらった…これ以上迷惑をかけたくないから。
村長が聞いた少年の話
海賊達は酔っていた。そして少年が死んだ事は実はほとんどの船員は知らない。この話をする事は船長からも止められていた。まぬけな船員が話してしまった奇跡の話。
船長の心
村に世話になり何かお返ししたいと考えていた。すると村長から奇跡の泉の話をされる。アリアの事を話すアイゼンに何かを感じた。正直迷った、同じ事を繰り返すのではと。だが船長は決めた、彼女に選択をさせる事を。どちらを選んだとしてもとても厳しい道のりだ。だからこそ彼女にすべてを話そう。
彼女は選んだ。このまま放置する事は出来ない。たびたびここに来る事を決心する。
自由を求めるはずが、彼は沢山のモノ背負って生きる事になる。だがそれを選んだのは彼自身なのだ。彼は決して後悔などしないであろう…
占い師が村に来た理由
彼女の目的はある少女の力を手に入れる事。ただ現状ではその力は小さな物だった。その力を覚醒させるために彼女は画策する…それは悲劇の始まりかそれとも運命の悪戯か…