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最愛の娘を病で失った機工技師の男は、
娘の死後、娘を模した自動演奏人形を作り始めた。
娘と同じように美しく優雅で、
そして音楽を愛する人形を…。
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ハウジング万博2023、おつかれさまでした!
出展者、スタッフさんだけでなく、見学の皆さんも一緒になって作り上げたイベントだったと思います!
今回の出展作品、
"ストーリーハウジング × ドレア"
なんてテーマ面白いんじゃない?と思ってやってみたけど、当日みんなカメラモードで見学してるから、着替えてヴァイオリン鳴らしたところで誰も気付かんよね…と。
いやー失敗失敗!
では、少し解説を振り返り。
男がドールの設計や作曲をしていた机。
酒とタバコで体をボロボロにしながら作業に没頭していたらしく、酒瓶と灰皿が残ってます。
そういえば灰皿…当日の白チャで誰も言ってなかったから、地味すぎて気付かれてなかったかも…?
家キットの窓に壁掛け四季の窓を埋め込んで作った窓、実は満月を隠して使っています。
この家は、入って左側(西)から月明かりが差し込んでいて、マイタウンの時間も月が西側に出るよう固定してあります。
なので、四季窓(東)側に満月があると月が二つあることになってしまって都合が悪いのです。
窓単品で見ると満月がある方が綺麗なんですけどね。美しさよりリアリティ。
こちらはドール作りの作業場。
徐々に薄れていく娘の記憶に抗うように、娘の写真に囲まれてドール作りに没頭していたようです。
壁にかかってる、娘と一緒に写ってる写真。
自分の姿を張り紙で隠してるのは、きっと笑顔で写っている自分が許せなかったんでしょうね。
「こんなことをして何の意味があるのか」
と自問自答しながらも、一度決めた生き方を変えられなかった不器用な男。
細かく見ていくと男の狂気と闇が見え隠れする場所。
庭に残ってるブランコ。
生前の娘さんがこれで元気に遊んでた頃もあったんでしょう。
でも実は、3番地に庭具の設置数をほぼ使い切ってるので、設置数12でなんとかひねり出した苦肉の策。
なのに何故かアフおじは真っ先に褒めてくれたので、設置数あたりの感動コスパが良かったということでしょう。ぐっじょぶ。
今回、コンシェルジュや絵葉書を置かずに、家具で物語が伝わるようにを目標に取り組みましたが、これもやっぱり難しい…!
まだまだ精進せねばです。
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マイタウン:湖を望む丘
ID:9843-5305
1番地 "追憶のオルゴドール"
3番地 "岸壁の廃修道院"
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