昨日から職人絶不調!たまにはこんな日もあるのは分かってるけど、やっぱり100万G単位で吹き飛ぶと非常に辛いっ!こんな時は鍛冶職人必殺「ヘパイトスの炎」に頼りたくなるものです。決めれば大成功がほぼ保証されるからね。でもヘパイトスって何だ?
という訳で今回はこの気分を晴らすついでに、ヘパイトスについて調べてきました。つまり今回ドラクエあまり関係無いです!
<特徴>
ヘパイトス。ゼウスに代表されるギリシャ神話の神で、ヘパイストスとも呼ばれる。呼ばれ方が色々あるのはどの神話でもあることなので、気にしてはいけない。
言うまでもなく鍛冶職人の神で、火の神。自分の工房でサイクロプスを雇っている。…確かにドラクエのサイクロプスでも割と想像しやすいな。
真面目で仕事熱心なのだが、ブサイクで足が曲がっていて不自由。典型的な「人は見た目より中身だよ!」的な神だね。ただ…
<産まれて早々…>
ゼウスの妻、ヘラから産まれる。が、なんと産まれて早々ブサイクだからという理由で下界に捨てられる。しかもそれが原因で足を折って不自由に。ヒデェ。これに限らずヘラは鬼嫁なエピソードが多いのだが、大体原因は浮気野郎のゼウスのせいである。更に余談だが日本神話の火の神カグツチは産まれて割とすぐに父イザナギに殺されている。火の神辛ぇ。
<頑張れヘパイトス>
その後は別の神に拾われて鍛冶の腕を磨き、母ヘラへの復讐を果たす。ここで言う復讐は自分を神の一員と認めてくれなかったことに対してである。
ヘラに自分を認知してもらい、更に(一方的だが)結婚まで認めてもらい、ヘパイトスは正真正銘神と一員となったのだ。やったぜ。
<やっぱり所詮中身より見た目かよ!>
しかし困ったことに、ヘパイトスと妻アフロディーテの性格が合わない。それだけならまだしも、アフロディーテも中身より見た目派だった。そしてやっぱり不倫される。相手は性格悪い(し人間に負けるほど弱い)けどイケメンの軍神アレス。あれっこれ神話だよな…現代だったっけ?
勿論ヘパイトスは2人に復讐しにいくのだが、その方法はちょっとここで書ける内容ではない。興味ある人は調べてくれ…
その後このアテナの聖槍の名前の元となったアテナとのエピソードもあるのだが…ヘパイトスの復讐劇以上に書ける内容ではない下ネタ話である。
笑える人は笑えるし、萎える人は萎えるぞ。少なくともここまで築いた「頑張り屋ヘパイトス」のイメージは壊れる。
…とまあここまでがヘパイトスの代表的なエピソード。こうやってゲームに登場する神話の名前の元ネタを調べてみると、よりその物に興味が持てるだろう。他に神話関連の名前のある物といえば、ピラミッドでお馴染みのブローチがあるぞ。