「自分の為に理想の装備を、自分の手で作りたい!」職人をやっている多くの人が思うであろうこの夢。
しかし現実はなかなかキツイ。何せ自分の手で☆3を作り上げ、自分の手で錬金を成功させないといけない。正直これが全部上手くいく可能性は低く、下手すると普通に買った方が安上がりになる。その為未だにこの夢を叶えた人は少ないのではないのだろうか?
今回はそんな夢に挑んだ、一人の職人の話。
装備を自作するといっても、まず何を作るかだ。
俺は武器鍛冶職人。せっかくなら最新の90武器…と思ったが、いくらなんでもあの狂気の相場はマゾいという域を超えている。鍛冶職人なのに6割大成功でやっと黒字って何の冗談だよ…
そうなるとそれより前の武器になるが、85武器は一通り持っているし、昔の武器で魅力的な物なんて…
あった。ライトニングソード。
雷特技10%攻撃6の良ベルトを手に入れてから地味〜に欲しかったこの剣。この機会に自作に挑んでみよう!
が、ライトニングソードは75武器。つまり錬金石は使えないので、パルプンテで埋め尽くしを引くか全部成功させないといけない。こうしてライトニングソード会心+4.2%以上を目指して生産と錬金の繰り返しが始まった。
はやぶさの剣改の影響でメタルのカケラが大きく高騰した余波を食らい、75武器なのに高い制作費。片手剣の地金自体不慣れなうえ、☆3が出来ても上級の会心錬金なので失敗はパルプンテ以外で取り戻せないし、錬金費用も相当なもの。せっかくの☆3が悲惨な錬金になるのを繰り返し、赤字も積み上がっていく。そして…
「ライトニングソード+1が会心率+1.4%の効果で埋め尽くされる!」
うおおー!キターッ!埋め尽くしの逆転勝利!さてこれを持って帰る前にあと1振りの☆3錬金するか〜
大成功!大成功!成功!
えっ?
会心率+4.6%ができました。勿論こっちを採用。さっきの成功品のおかげでこれまでの損害もある程度取り戻したし、大成功品なので自作して良かったはず。
こうして、一人の武器鍛冶職人の挑戦は終わった。中々辛かったが、完成した時の喜びもひとしお。ちゃんとロックして大切に使っていこう。