どうもどうも。つい先日発売された新しい公式ガイドブック、買ってきましたよ。
今までのと比べ、妙にページ数が少ない今回の本ですが、果たしてどうなのか?
読んだ感想を書いてみることにします。
◆どんな本なの?
裏表紙にある程度書かれてるけど、今回はこれまでのストーリーの流れやマップの紹介。
そして今ドラクエ10で遊べるサブコンテンツ、エンドコンテンツの簡単な紹介が掲載されている。
全体的に初心者・カムバック勢向けの内容。
やりこんでるプレイヤーにとっては、得られる情報はあまり多くはない。
◆評価点
バージョン3.5後期までの全てのマップにおいて、宝箱の位置が細かく掲載されている。
今までは座標しか書かれてなかったからね。
また、金策手段の紹介は定番所をちゃんとおさえている。
キラキラ拾いなら嵐の領界でのおすすめルート、職人なら商材選びのポイント。
素材集めならおすすめ素材も紹介されている。この辺は結構親切。
サービス開始から5年経った、ドラクエ10のコンテンツを一通り紹介できているというのは○。
物語・冒険・強敵・生活・おしゃれと目的別に分けられてるのも良い。
スライムジェネラル以降のボスモンスターのデータも勿論掲載されているぞ。
……なんだけど…(続きは欠点へ)
◆欠点
とにかくベテラン勢が欲しいであろうデータ面が不足しており、なおかつ中途半端。
職業180スキルの情報、水の領界以降の通常モンスターのデータが無いのはあまりにも痛い。
前述した通りボスモンスターは掲載されている。
が、その内容はHP、攻撃力、守備力、そして属性耐性と毒耐性のみ。
行動パターン、重さ、状態異常耐性、そして攻撃のダメージや範囲等の細かいデータが載っていないのだ。
これは今の時代の公式ガイドブックとしては、かーなーり痛いよ。
◆総評
ページ数と裏表紙見ればある程度察せるが、今回は今までのとは違う。
三悪魔本やSキラ本のような内容を期待すると、まず期待外れになる。
ドラクエ10の冒険ガイドブックとしては結構親切なのだが、正直な話攻略サイトでも良いよね感は拭えない。
特典のルーキーのつなぎセットは、ドレア用として割と優秀だったり。
なんというか、その、今回ばかりは「特典が本体」という評価かな。
前評判が「アトラスカードが本体」と言われてたが、その内容の充実さで覆した昔の公式ガイドブック。
以降特典は愛称・略称で呼ばれる程度の存在だったが、今回は別。
いくら初心者向けとはいえ、ベテラン勢も欲しがる内容を捨てちゃあ、公式ガイドブックとしてはダメだよ…