やきにくやの冒険日誌

夏休みを楽し――バーベキューをするためにやってきたやきにくや
そこで偶然ナブレット団長と出会い… やきにくや
「さて、そろそろバーベキューをやろうと思ったが
　ウチにセットを忘れてきてしまったので焼く事が出来ない
　どうしよう
　しょうがないからまたナンパでもしようと思うのだが
　どうだろうか、ナブレット団長」

ナブレット団長
「したら、いいんじゃねえのか？
　俺は止めねーよ」

やきにくや
「では、そうしよう
　それで早速狙いを定めたのだがあそこにいるプク子
　なかなかイイ線いってると思うのだが」

ナブレット団長
「ん？あぁ、あいつはウチのメンバーのヒーピだな
　歌う事と面白い事が好きなウチのムードメーカー的な奴だ
　お前のような変な奴が好みだから
　いい関係くらいにはなるんじゃねえか？」

やきにくや
「マジで！？
　お、お近づきになってもいいっすかね？」

ナブレット団長
「引き抜くようなマネしなけりゃ別にかまわねぇよ」

やきにくや
「よっしゃー！団長の許可がでたぞー！
　早速ナンパしてこようっと！！」 スタタタタタタ…

ナブレット団長
「…」 やきにくや
「美しいプク子さん、俺と一緒にバーベキューのように
　肌をこんがり焼きませんか？」

ヒーピ
「あんたバカよね～おバカさんね～♪
　あんたは～バカだな～んて～♪
　バーベキュー～それはそ～れは♪
　肌をね～焼くんじゃ～なく♪
　肉を加熱する～♪
　
　俗世の憂いはまず～♪
　あんたの～世話にならない～♪
　だか～ら私は～♪
　ルル～お断りする～のよ♪
　あっち～～へいけ♪ゴミ～クズ～♪」
　 やきにくや
「おいどういう事だサーカスの団長さんよ
　お前の教育がなっていないんじゃないのか？」

ナブレット団長
「うぐぐ…い、いや普通、あんな誘い方したら
　キモがられるの当然…だろう…」

やきにくや
「俺がキモいだと！
　どこがキモいってんだよおおおおお！！！」

ナブレット団長
「そ、そういうとこ…だろうが…」



こうしてやきにくやの夏は儚く終わりを告げた…
帰った後におりんに殺されかけたが、それはまた別のお話




－おしまい－