タクナハの少年グーグーが少女を助けようとして木材の下敷きになり、変わり者の酒屋の酒爺に助けられてから3ヵ月が経っていた。
(ここまでのお話は、僕の日誌「不滅のあなたへ」①~⑧をご覧ください)
そんな時、ピオランがフシとともに酒爺の家にやってきた。
「じじいはおるか!このピオランがお前のために土産を持ってきたぞ!」
変わり者の酒爺は変わったものが好きなのだ。
早速フシの変身を見せるピオラン。
グーグーはフシに自己紹介をする。
名前すらろくに言えないフシにグーグーは歳は下だが兄貴分としていろいろ世話を焼く。
酒蔵を案内し、薄汚れた服を洗い、生活の仕方や仕事、言葉を教える。
フシの能力を金の欲のために使おうなどと話す酒爺とピオランに怒り、グーグーはフシを家族として受け入れたいという。
グーグーは兄として、朝から家の掃除、食事の支度、畑仕事、店番と、フシに教えていく。
ある日、市場でひとめぼれし、材木から助けた少女リーンが店にやってくる。
なかなか治らない傷に効くようなものを探しに。
突然訪ねてきたリーンに、グーグーは舞い上がる。
しかし、彼女が気に入ったのはフシだった。
それからちょくちょくやってきてはフシばかりかまうリーン。
落ち込むグーグー。。
そんなグーグーに酒爺は、
「思う存分悩んでいい男になれ!」と言うのだった。
それからグーグーは自分の取り柄を作るため、体を鍛える。
数日後、リーンがやってきて酒爺にここで働かせてほしいと頼みに来る。お駄賃はいらないから住まわせてほしいと。
こうして変わり者の酒爺の家では、偽祈祷師のピオラン、不死の少年、怪物になってしまった少年とお金持ちのお嬢様の奇妙な生活が始まる。
・・・・・つづく。と思う。
キャスト フシ・・・・・ギン・ヨウム
ゆちぃさんのサブキャラ
グーグー・・・ギン・ヨウム
リーン・・・・キリコさん
ピオラン・・・ライラ・エル(自キャラサポ)
特別出演・・古オルセコ・宿屋の爺さん
撮影・袁術・舞台設定 ギン・ヨウム
衣装などアイデア キリコさん・ゆちぃさん
ご協力に感謝します。