「か、顔を見られたくないんです・・・」
「不滅のあなたへ」個人的コスプレ日誌です。
顔にけがをして瀕死の重傷を負ったグーグーは酒爺によって助けられたが、酒爺の趣味から体の中に強い酒を仕込まれてしまう。
それを知って住み込みで働いていた酒爺の家を出て行ってしまったグーグー。
さらにそのグーグーに不死身の実験をされてしまったフシは仲たがい状態。しかし、グーグーがいないと家事や仕事が進まなくなってしまう。
ピオランに示唆されフシはグーグーを探しに行き、危機に陥っていたグーグーを助け、改めてグーグーがいないと大人になれないと再認識するフシ。そして、家族のような感覚をフシに感じるグーグーだった。
その2人の前にリーンが探しに来たと現れる。
仮面を捨ててしまったグーグーは大慌て。
顔を隠し帰らないと言い張るグーグー。
そして木に張り付き、顔を見られたくないんだ・・・と。
その様子を見たフシがあることに気づく。
リーンと話す時グーグーはいつも胸がいたい?
仮面があれば治ると思い、フシはグーグーの仮面を探しに行く。
二人きりにされてしまったグーグーはますます頑なに木の陰に隠れてしまう。そして顔を隠すのはけがの傷跡のためだと打ち明ける。
そんなグーグーにリーンは自分の傷を見せる。
人に押されて転び、ひどい傷が残ったと。
それは、グーグーが丸太が転がりリーンに当たるのを助けるために押したときの傷だった
そしてその時丸太と一緒に谷に落ち、顔をつぶして怪物のようになってしまった。。
リーンの傷は小さなものだった。
「俺のに比べればハナクソのようなもんじゃないか!」と怒るグーグー。
リーンは家での境遇を話す。お嬢様として自由のない生活をしていると。
それは、小さいころから孤児としてその日暮らしをしていたグーグーにとってはただただぜいたくな悩みのように感じた。
そして後ろから押されたのも父に恨みのある者の仕業じゃないかというリーンに「違うよ」とつぶやくグーグー。
自然と涙が出てきた。
向こうを向いて肩を震わせているグーグーを見て、リーンは、
「なんで顔にけがしたの?」と聞く。
「言わない。行ったら嫌われるから。」
「俺は怪物だ。それで十分だ。」そう言うグーグーにリーンは・・
「あなたが怪物でも人間でもどっちでもいいわ。
どっちもあなたでしょ?私はどっちも変で、好きだけどな。」
リーンはグーグーをもっと知りたいと思うようになっていた。
グーグーはそんなリーンに心を動かされていく。
やっと木の陰から出てきたグーグーとリーンは仮面を探しに行ったフシの元へ。
仮面を探していたフシはついに見つけることができた。
そこへリーンとグーグーが来て仮面を再びかぶると、
「さぁ、酒爺のところへ帰ろう」と。
「いいの?あんなに帰りたくないって言ってたのに」とリーン。
「別に許すとかじゃねーけど、どーでもよくなった。
自分の境遇に興味がなくなった。それだけ。」
リーンの境遇、自分の境遇…それぞれの価値観。
リーンはリーンだ。俺は俺。それだけで十分・・・。
グーグーは酒爺の家に帰ることにした。
その途中で・・・。
リーンを連れ戻しに来た侍女に出くわす。
リーンの自由に生きたい気持ちをただ大切にしたかったグーグーはリーンの手を取り走り出す。
「待ちなさい!」
追いかけて来る侍女。
「フシ!頼む!」
「うん!」
フシはマーチに姿を変え侍女の前に立ちふさがる。
驚く侍女だが、マーチの服に血が付いているのに気付いた。
「まぁ大変。すぐに街に行って治療してあげまず!」
侍女はマーチを放っておくことはできなかった。(いい人だ)
マーチを抱き上げ、森を歩く侍女・・・。
その先には…・
・・・つづく。
キャスト フシ・・・メンマさん(ゆちぃさんのキャラ)
グーグー・ギン・ヨウム
リーン・・キリコさん
侍女・・・ゆちぃさん
撮影・撮影場所案、演出など ギン・ヨウム
ゆちぃさん
キリコさん
今回もご協力ありがとうございました。