アニメ「不滅のあなたへ」をストーリーを追ってコスプレしています。
森でのノッカーとの戦いから4年。
フシは成長した。背は伸び言葉も流ちょうに話せるようになり、家事もそつなくこなせるようになった。
日々を家族にささげるように、それはまるで人間のようだ。
フシはその間1度も変身しなかった。
ノッカーが現れなかったこともあるが、フシ自身がグーグーと同じように生きてみたいと願ったからだ。
そのため少年だった体は正しく時を刻み成長した。
時々訪ねて来るリーンに裁縫を教えてもらっているときにリーンに誕生会に誘われるフシ。
そして16歳になったら親の決めた相手と結婚しなきゃいけないという。
そんなのはいや!というリーンはその時に好きな人を紹介するつもりだという。
それまでに見つけなきゃというリーンの心をフシは少し感じる・・・。グーグーがリーンのことを話す時の感じに似ている・・と。
そんな時グーグーの元に尋ね人が来る。
兄・シンだった。
4年前2人で必死に貯めたお金をすべて持ち去り、グーグーを捨てて遊び仲間のところへ行ってしまった兄。
その兄がグーグーを迎えに来たという。
「何しに来た!?」
謝る兄にグーグーは容赦しない。
「あれが兄ちゃんの本質だ。弟を裏切り置き去りにした!」
シンは、それでも謝り続け、
「それでもお前はこんな俺に手を差し伸べてくれた。」
シンは殴られて倒れていた時にグーグーがその手に握らせてくれたあの指輪を持ってきていた。
シンはグーグーに指輪を返そうとするが、グーグーはそれを払いのける。
シンはその後心を入れ替え必死に働いたという、指輪をお金に換えることもなく。今では仕事も安定したので迎えに来たのだという。
「償いがしたいんだ。やり直したい。兄弟2人の人生を」
グーグーはそれを断った。
不幸を乗り越え自分で手に入れたものは自分の大切な財産なんだと。
「俺からもう2度と取り上げないでくれ!」
グーグーはそのまま背を向け去ってしまう。
仕方なくシンは指輪を酒爺の家に持ってきて置いていった。
それを見て、リーンは驚いた。
それはリーンの指輪だった。
いつか、市場で野菜を売っていて、愛犬ミールを見つけてくれたあの少年にお礼として渡したものだった。
「そっか。君だったんだね」
リーンはあの少年がグーグーだったことに気づいた。
リーンは指輪を持って畑へ走った。
畑のそばで居眠りしているグーグーのそばへ行き、のぞき込むリーン。
無理やり指輪をはめようとして起こしてしまう。
驚くグーグーにいきなり
「私を口説くなら今よ!」
何のことかわからず慌てまくるグーグーに、畳みかけるように
「私もうすぐ結婚させられるの!他の人と結婚させられてもいいの?
家出から帰った時言ったじゃない!リーンちゃんを一番愛してるのは俺だって!」」
「・・・!?覚えてないよ」
照れるあまりにそう答えてしまったグーグーにリーンは怒りまくって
「私の誕生日には絶対来てね!」と言い残し走って行ってしまった。
・・・つづく。
キャスト フシ・・・・メンマさん(ゆちぃさんのキャラ)
グーグー・・ギン・ヨウム
リーン・・・キリコさん
兄・シン・・エリアスレイ(自キャラサポ)
撮影・場所設定・演出 ギン・ヨウム
今回もご協力ありがとうございました。