ヤマトタケルの冒険日誌

上写真あいりんさんの「☆ゆいスタ☆」


最近の写真、ペア写真を紹介しながら、アキアネ・クラマリックの絵の
話の続きをしたいと思います。

アキアネの自画像を見ている時に「あなたの使命は？」と言う声が頭の中に
響いて、続いて、様々なビジョンが見えました。

今日は、その中から仏陀のビジョンについてお話しようと思います。



ナンナさんとグランドタイタス号


ゴーダマ・シッダールタ（仏陀）はコーサラ国、カピラ城の王子として生まれま
した。

次第に「生老病死」の原因について深く考えるようになり、妻ヤシャダラと子供
ラフラを城においたまま出家します。




かなでさんと【奏】にて
城を出て、はや6年が過ぎてしまいました。
心の安らぎは少しも得られません。

変ったのは骨と皮になった、体だけでした。
ネランジャラ川で体を清め、腰をおろして休んでいると
女の歌声が風に乗って聞こえてきました。




あんずさんと自宅2階


弦の音は　強く締めれば糸は切れ
弦の音は　弱くては音色が悪い
弦の音は　中ほどに締めて音色がよい
調子合わせて踊ろよ　踊れ
みんな輪になり　踊ろよ　踊れ

ゴーダマはハッとしました。

「弦の音は　中ほどに締めて音色がよい」
という歌を繰り返し、繰り返し心のなかで、つぶやきました。

「わかった、ああ、やっと、わかった」

6年の修業の謎がこの歌の文句で解けたのです。



虹スタにて
ゴーダマは歌の主に近づき、礼を言いました。

「よい歌を聞かせてくれてありがとう。あなたのお名前を聞かせて下さい」

「わたしはチュダリア・チュダータと申します」

チュダータは17歳、かわいい天女のような人でした。
とれたての牛乳を鉢いっぱいに、入れてくれました。

礼を言って立ち去ろうとすると、

「修行者さまは偉大な方です。どうぞ、おゆるし下さい」

「ゴーダマ様は光って見えます。まるで梵天様のようです」

と、口をふるわせ、彼女はひざまずくと、合掌するのでした。