かつて、白亜の臨海都市地区で道具と家具作りに専念していた、道具鍛冶職人ミューメ。
彼のアトリエには、自身が手がけた家具が、小さなスペースに所狭しと並べられていました。
このままだと仕事に影響が出ると考えた彼は、Mサイズの家が建てられる未開のジャングル地区へ引っ越すことを決意。
匠・ビューフェの力を借りて、彼の新しいアトリエがついに完成しました。
それでは、生まれ変わった「道具鍛冶職人ミューメのアトリエ」の全貌を、ご覧いただきましょう。
かつて、窮屈な思いをしながら仕事をしてきたSサイズのアトリエが。
こんなに大きいMサイズのアトリエに生まれ変わりました。
周りのジャングルとの調和をとるため、アトリエ自体をひのきの家に大胆に作り変えました。
屋根の色は、彼の生まれ故郷・レーンの村から見える海をイメージし、青に塗り替えられています。
玄関を入れば目の前に、モーモンバザーとスライムチャイムを携えた、道具鍛冶職人の装備に身を包んだ着せ替えドールがお出迎え。
買い物だけを済ませるお客様が、最短距離でモーモンバザーにたどり着けるよう細かな配慮がされています。
その横には、あのスライムカーペットが敷かれたスライム柄コタツが置かれています。
そして、天井にはスライムモビールとしびれくらげモビールが吊るされているではありませんか。
ひとたびコタツに潜れば、天井・コタツ・そして床からスライムのぬくもりが感じられる、まさに癒しの空間になっています。
階段を登ってたどり着いた2階のスペースは…。
これまで同様モーモンバザーで売られている家具のディスプレイとして活用されています。
再び階段を下りて1階の奥に目をやると…。
なんということでしょう!
今までスペースが足りなくて配置できなかったおもちゃセットの家具が、まるでジオラマのように設置されているではありませんか!
しかも、周りにはまだまだたくさんのスペースが残されています。
これで、手を出していなかった家具を作る楽しみが、新たに生まれました。
こうして、道具鍛冶職人ミューメのアトリエの引っ越しは終了しました。
新しい家は、きっと家主のミューメも気に入ってくれることでしょう。
仕事を終えた匠は、ミューメと最後の挨拶をかわし、静かにジャングル地区を後にしました。
さくら色に染められた賢者の服と紫色のマイスター帽子、そして引っ越し5日前に潜った魔法の迷宮でトルネコから買ったエライ人のヒゲを残して…。