「おごりだ、飲みな。
いい食いっぷりだ。若い娘さんにしちゃあ、気取りがなくていい」
あ、ありがとうございます。いただきます…
「ここいらじゃ見かけないが、どこから来なすった?」
……(サーバー9を指さす)
「…新規勢か。そりゃあ見かけんわけだ。
レベル上げかい? このあたりじゃ良い狩場もないだろうに」
いえ。無課金の身には、こうしてインできるだけで嬉しいものです
「わしらのような者には、月額課金が疎ましくなることもある。
課金を止めれば、財布の痛みもとれるんじゃないかってな」
……ずっと、アストルティアに住んでおられるのですか?
「ああ。いまさら離れられんよ
…わしらの世代は、爺さん婆さんから昔の賑わいを聞かされて育っとる。
メギストリスの行列とか、そりゃぁ凄いもんだったらしい。
あの頃の繁栄をなんとか取り戻したくて
運営は課金アイテムを作り、ジェム販売ってやつを始めた。
貧乏人だけがキッズタイムへ棄てられた、って言うやつもいるが、
望んで出ていった連中も大勢いた。
アストルティアが元に戻るまで、もう帰らないと覚悟してな。
それも、バージョン5でほとんど元の木阿弥になっちまったが…」
……救われませんね
「…まぁしょうがない。すべて善意から始まっていることだ」
善意?
「運営も開発も、もとはティアを盛り上げたいって善意から始まってる。
会社を儲けさせたり、家族の暮らしを良くしたいと願うのと同じで…」
でもそれは、ともすればエゴと呼ぶべきものになります
「そうかも知れんがね…。それを否定してしまったら、この世は闇だよ。
自分を殺して全体のために働ける奴ってのもいるんだろうが、
それはそれで胡散臭い…
すべてユーザーのためだと言いながら、
バージョン6のパッケージから鳥山明を外す…
本当はドラクエを好きになったことがない男だったんじゃないかな」
では、どうすれば…
「さあなぁ。わしらには、そいつがわからなかった。
努力はしたつもりだが、結局はツケを先送りにしただけで
新規勢に何もしてやれんことを悔いながら生きている。
わしには、月額課金を続けるだけで精一杯だ……」
今の心境を某ダイナーの老主人に擬えてみた
課金を続けること それが自分に出来る
アストルティアを盛り上げる最大の応援
ただ
冗談抜きで本当にショックだったバージョン6のパッケージ絵
もう「ドラゴンクエスト」ではなくなってしまった感
でも、そんなことを思ってはいけないのだろう
ドラゴンクエストが今後もコンテンツとして続いて行くのを願うなら
長寿アニメで声優が代替わりして行くように
「変化していくことを否定してしまったらこの世は闇だよ」
老主人ならきっと そう言うに違いない
それでも
恐らく鳥山明がもうドラクエ10には関わらなさそうなことが
自分の中で大ショックだったので
その気持ちだけは日誌に残しておこうと思った
それはそれとして
アストルティア9周年おめでたい
自分は愚痴愚痴言いながらバージョン6も買う予定だし
まあ10周年も変わらずガタラ展望台で迎えてると思う
アストルティアの皆さまも良い10年目の旅路を
そういえば
パロディネタがお知らせ広場ではNGになったというのを最近知った
そのうち冒険日誌でもNGになったりするのだろうか…