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自宅の探検隊

あきたこまち

[あきたこまち]

キャラID
: YK392-502
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: レンジャー
レベル
: 138

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あきたこまちの冒険日誌

2026-03-05 22:50:02.0 テーマ:その他

異界のなかまを全て私のツッコミ役として育てることにした③ 季節の話題編

私「ドルタムさん…」

ド「な、なに?」

わ「私の話を聞いてもらえますか?」

ド「え、うん。」

わ「うちに、おひなさまがあって。」

ド「…?」

わ「三人官女の一人が、あの持ち物、木製のお盆みたいなやつ?
 あれを手から落とすようになったんですよ。」

ド「…えーと。」

わ「最初はふつうに持ってたんですけど。
 ある年から、今までどうやって持ってたっけ?みたいに、どうしても乗らなくなって。」

ド「あー…。」

わ「でもそっとバランスをとると、乗るんですよね。 それで毎年ひな祭りには、その官女にそれを持たせるのが、ミッションみたいになって。」

ド「そっか、それで。」

わ「はい…」
ド「さっきからボクの手に、スティックを装備させようとしてるんだね?」

わ「おかしいですよね…。
 たしかに右手を選んだはずなのに、気づいたら左手に盾を装備させてるって…。」

ド「ごめんね、ボク盾しか装備できなくて。」

わ「でも右手が選択肢として出てくるということは、ひょっとして、盾を2つ装備できる可能性は?」

ド「ふふっ、盾っていうのはね、心の中にひとつだけ、大事に持っておくものなんだよ。」

わ「はっ…!ふ、深い!おみそれしました、さすがドルタム先生。」

ド「ところで、君がよく言ってるツッコミっていうのは、戦闘中のあれとは違うの?」

わ「あ、はい。どちらかと言うと、ナンナさんがよくカブさんにやってるようなやつです。」

ド「あはは、それはボクには無理かなあ。」

わ「そうですよね、あはは…」

 このとき私はほのぼのとして、もうツッコミはなくてもいいかな、という気分になっていた。




ヴァレリア「私を呼び出すとは珍しいな。
 くだらぬ用件なら、ただではすまんぞ。」

私「由々しき事態です。」

ヴ「言ってみろ。」

わ「まさかゼクレス勢が二人、ファラザード勢が二人上がってくるとは。」

ヴ「ああ、ナイト総選挙か。」

わ「このまま傍観しては、バルディスタの名折れ。」
ヴ「それほどのことか?」

わ「バルディスタは男日照り、魔王は一生独身などと言われていて良いのですか?」

ヴ「キサマが言っているのか?」

わ「いえ決して。」

ヴ「それでどうしろと?」

わ「ここは、ベルトロさんです。」

ヴ「わが国はそこまで人材不足か?」

わ「ベルトロさんこそ逸材なんです。
 あの渋い魅力に、コアなファンも多いし。」

ヴ「なんにせよ、総選挙はもう始まっているのだぞ。」

わ「今から来年に向けて布石を打つのです。
 ベルトロさんを担ぎ上げるキャンペーンを始めましょう。」

ヴ「そこまですることか?」

わ「今、魔界ムーブがきていることは確かです。
 われわれも、この波に乗らねば!」

ヴ「すまないが、おまえの立ち位置をもう一度よく思い出してみてくれぬか?」

わ「とりあえず、なにかネタになるものを探しましょう。
 ベルトロさんのことを、なんでもいいので教えてください。」

ヴ「ベルトロの話を聞くために私を呼び出したと?」
わ「別れた奥さんとはどうなってるんですかね?」

ヴ「くだらぬ用件なら、ただではすまんと言ったはずだが?」

わ「こういうエピソードって大事ですよ?」

ヴ「…ひとつ問おう。あやつが仮に出場できたとして、優勝をねらうか?」

わ「正直、そこまでは。でも予選を勝ち抜くだけでも、すごいことですし。」

ヴ「私はクイーン総選挙はいつも、優勝するつもりで挑んでいる。
 勝つ気がなければ、やる意味はないのだ。」

わ「それでも出てくれれば、ファンには嬉しいものですが。」

ヴ「あやつが勝ちを取りに行くつもりもないのなら、出る必要はない。
 バルディスタとは、そういう国だ。」

わ「…」

ヴ「あいつも、ヘラヘラして見えるが、わかっているはずだ。」

わ「…おみそれしました。
 どうやら私が浅はかだったようです。」

ヴ「いや、あいつを高く評価してくれたこと、嬉しく思う。」

わ「では、優勝を狙えるイベントを開催しましょう! 裏コンテストなんてのはどうですかね?
 ナブレット団長が上がってきてないのも納得いかないし、オーバー30限定とかは?」

ヴ「くだらぬ用件なら、ただではすまん。
 三度目だが?」

 こうして私は氷像となり、まだ異界に立たされているのです。
(写真はイメージです。
 本文とは関係ありません。)
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