「俺は高校生大富豪、工藤ベルいち」
「幼馴染で同級生の毛利プゴルと大富豪決定戦へ遊びに行って、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した(貧民と富豪のカードトレード)取引を見るのに夢中になっていた俺は背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった(スライム革命)俺はその男に毒薬を飲まされ...目が覚めたら......」
「身体が縮んでしまっていた!(大貧民)」
「工藤ベルいちが生きているとヤツらにバレたらまた命が狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。阿笠博士の助言で正体を隠すことにした俺は、プゴルに名前を聞かれて咄嗟に江戸川べるんと名乗り、奴らの情報を掴むために、父親が富豪をやってるプゴルの家に転がり込んだ」
「小さくなっても頭脳は同じ。真実はいつもひとつ!」
「博士~早く俺が大富豪に戻れる薬を開発してくれよ~」
「そうはいってもなあ。ベルいちくん。組織(大富豪協会)の人間を捕まえないことにはやはり難しいんじゃよ」
「ああちくしょう。わかってるよ。でも第6回大富豪決定戦も結局からぶっちまったしなあ」
「!工藤くん、あなたまさかまた組織に近づいたのね。危ないからやめなさい」
「あ、ああ...大丈夫だよ」
「で、どこまでいったの」
『851ポイント...113位だよ』
「あら、あなたほどの頭脳を持ってしても金賞はとれなかったのね」
「バーロー、十分健闘したっつうの」
「銀賞止まり。まさにシルバーブレットてことね」
「あのなぁ...」
「それで...どうするの」
『決まってるだろ。次開催する時は、今度こそ奴らを追い詰めて、金賞を取って、元の身体に戻るんだ。元の...高校生大富豪にな......』
今大会もお疲れ様でした&応援ありがとうございました!青山ベル先生の次回作にご期待ください!!