チームは"仲間"。チームは"盟友"。そしてチームは"家族"
レベル30になったその日、あたしの元に届いた一通の手紙。
題名は、こうなっていました。
"チームからのおてがみ"
え?え?
そんな機能あるの? チームから手紙って出せるの? レベル30になったら、そんな機能が使えるの?
それともシステムから、こんなお祝いの手紙が届くの?
少し混乱をしました。
慌ててその手紙を開くと、こんな内容が。
『 チームレベルが30になったことにより、ついにアジトを完成させることが出来ました。
<中略>みなさんで自由に使ってくださいね 』
え?え?え? 大混乱です。
多分やってくれるのは、あの二人くらいでしょうけど、差出人が『 チームからのおてがみ 』ってどーゆーこと?
もう、びっくりしました。
もう、察しの良い方は、お気づきのことでしょう。
この手紙は、彼女達が "チーム"というサブキャラクターを作って、手紙を出してくれたのです。
なんて素敵な演出なのでしょう。
(本当はリーダーがやるべきなんでしょうけど…w)
少人数チームでの、レベル30までの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
それはもう、辛いときもありました。
彼女が以前、チームクエストを鬼気迫る勢いで消化してた時、リアルに影響を及ぼしかねないと
思ったあたしは、彼女にストップをかけた時があります。
その時、彼女はこう言ったのです。
『 メイアさんやみんなが、チームを作って待っててくれた。
だから、私は恩返しをしたいんです。チームレベルを上げること。
それが私の恩返しなんです 』
そんなの、あなたが戻ってきてくれただけで、十分恩返しなのに…
あなたが笑顔で楽しんでくれること。それがあたしの望みなのよ。
そう言っても、彼女の意思は変わりませんでした。ひたすらチームクエストを消化してくれました。
周りの仲間たちも、彼女の意思の強さを知ると、積極的に協力をしてくれました。
ガイア20が2回とか、お財布にもダメージを負うでしょうに…本当にありがとう。
そして今、レベル30に到達したのです。これだけの小規模チームで、ここまでこれるとは
夢にも思っていませんでした。
もう、何もいえません。ただ、ありがとう。その一言だけです。
"ゴミ花" 丁目。にすんでいた妖精たち。
彼女達がプレゼントしてくれたアジトは、"1187丁目"(いい花)でした。
…この世界で。あたしはどれだけ、人に恵まれてきたことでしょう。
感謝しても、しきれません。
花の妖精。その由来となった、二人のキャラクター。
あたしにとって、大切な二人の友人。ご紹介します。
待たれていた彼女の名前は、ライティア。 花言葉は「内気の美しさ」「清純・清楚」
待ってくれた友人の名前は、プルメリア。 花言葉は「恵まれた人」「風刺」「内気な乙女」「情熱」「熱心」「気品」
清楚で、少しだけ内気な二人。けど内面は美しく、情熱的で熱心。
二人の二つの花は、いま大きな花となって、チームを彩ってくれたのでした。
ありがとう。二人とも。ありがとう。チームのみんな。
これからも。仲良く。幸せに暮らしましょう。
あなた達を。心から愛しています。
チームリーダーの、メイアより。
~Fin~