それは私達を繋ぐ。限りなく儚く、そして細い糸
おはうおーございます。
メイアです。 (。◠‿◠。✿)
昨日の関東は、雷と豪雨。地域によっては雹も降り注ぎました。
他の地域はとてもいい天気。真夏を思わせる青空なのに。
けど。その不安定な季節も。間もなく終わりを告げます。
少しずつ聞こえる、夏の足音。
今日からの2話は、ちょっと切なく、儚いお話。
まだ少し肌寒さが残るこの季節。底抜けに明るいだけでは無い、少し湿度を持った。
この季節に合ったしっとりとしたテーマを、お話しましょう。(´ー` )
<出会いと別れを 繰り返しながら>
何万人もの人が生活する、アストルティア。
そこでは、沢山の出会いと別れが、繰り返されています。
出会いの形は、人の数だけあります。そして、別れの形も、人の数だけあります。
笑顔の出会い。偶然の出会い。前向きな別れ。悲しい別れ。
いくつもの笑顔と涙が交錯するアストルティア。
そんな出会いと別れの形の一つに。 『 再会 』 というものがあります。
<チームリーダーの悲哀>
あたしのチームには、数ヶ月前にティアを実質引退した女の子がいます。
彼女は、チーム創設時の一人。
リーダーのあたしの、心を支えてくれた人でした。
少し表現に厳しい所のある人。けど根は優しい人。
寂しがりやだけど、それを表にはあまり出さない人。
間違っている事には怒り、毅然とした態度をとってくれて。
辛い時は大丈夫?って心配してくれて。人の情けには涙してくれて。
チームリーダーをやっていると、様々な問題に遭遇する時があります。
チーム内の揉め事。チーム外のトラブル。
リーダーという肩書がある以上、その事案に対処する事も、時に必要となります。
チームリーダーのあたしは、幾つかの壁に当たる時がありました。
様々な考えを持つ人たちの集合体である、アストルティア。
時に衝突がある事も、少なからずあります。
そんな時に。暗くどす黒い感情も。心をよぎる時があります。
『 何であたし、こんな事しているんだろう ( ノω;) 』
<共に笑い、共に泣き、共に怒り、共に悲しみ>
リーダーという名の責任者。そこに「システム上の縛り」や「責任」はありません。
けれど。人って不思議なものです。「 肩書きが人の心を縛る 」 時もあるのです。
『 肩書きがもたらす、責任 』
生徒会の役員になった学生さん。バイトリーダーになったフリーターさん。
会社の役職者になったサラリーマンさん。ママさん達の集まりの幹事になった主婦さん。
契約上、責任は発生しなくとも。肩書きというものは、時に人に『責任』を与える時があります。
DQ10のチームリーダーも同じ。契約上は何の縛りも無いのにね。
そして。その責任感に押しつぶされた、チームリーダーさんを。あたしは何度お見かけしてきた事か。 (。-´ェ`-)
チームリーダーにしか判らない悲哀。
誰しも、心が弱くなる時があります。『自分が悪いんじゃないか』って、ね。
心が弱くなった時。必要なのは『がんばれ』って言葉じゃないんですよね。
一緒になって『怒ってくれる人』『泣いてくれる人』
そう。理解してくれる人が、必要なのです。
彼女は。そんなあたしのそばで一緒に怒ってくれて。そして泣いてくれた人でした。
問題があれば、冷静に考えてくれて。
突き放すだけじゃない。優しさを持って、対処をする事を考えてくれて。
筋が通ってない事には、一緒になって怒ってくれて。
そんな。かけがえの無かった。あたしの大好きだった彼女は。
数ヶ月前にアストルティアを去りました。
そんな彼女との再会。 彼女とあたしを繋ぐ。 『儚い糸』
物語は、後半に続きます。
~to be continued~
BGM:マタアイマショウ (SEAMO)