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エンターテイナー

メイア

[メイア]

キャラID
: TQ241-843
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 僧侶
レベル
: 130

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メイアの冒険日誌

2014-08-09 07:35:15.0 2014-08-12 18:35:43.0テーマ:プレイヤーイベント感想

【ショートストーリー】 賢者の資質 ~後編~

   ディードの 『 間違い探し 』 が始まる。
                                 
          





 ( ╹_╹) 「 ルナナさんの証言と、この写真には。残念ですけど 「 一つの間違い 」 があるんです。 」






落ち着いた声色。森の中に佇む静かな泉に、一滴ずつ滴を落とすような。
言葉の波紋が静かに部屋の隅々に広がっていく。

ルナナの金切り声だけが、不協和音を奏でる。













 ( ಠ益ಠ) 『 なによ!その間違いって! あたしにはこの写真の証拠があるんだから!言ってみなさいよ! 』






声を荒げ、反論するルナナ。
感情の爆発を意に介する事無く、ディードは言葉を続ける






 ( ╹_╹) 「 ルナナさんのこの写真。 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹_╹) 「 写っているべき物が、写っていないんです。」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』






ディードは一呼吸置き、こう告げた。






























                 ( ╹_╹) 「 魔物が写っていないんです。」































ディードの言葉を受けて、ルナナの顔色が変わる。







 ( ╹_╹) 「 この写真、左の方にスイッチ台が写っていますよね? 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹_╹) 「 このスイッチがあるのは、リンジャの塔の3Fです。 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹_╹) 「 この場所、本来は”パペットマン”と”やみしばり”が大量に存在して"いた"んです 」


   ( ಠ益ಠ) 『 …そ、そんなの聞いていないわよ… 』






ルナナが小さく呻く。
ディードはその一言を聞き逃さない。






 ( ╹◡╹) 「 あれ? ルナナさんは自らこの場所に行かれたのではないんですか? 聞いていない、とは? 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹◡╹) 「 まぁ、いいでしょう。 」


   ( ಠ益ಠ) 『 け、けど!この写真には確かに魔物は写ってないじゃない! 』


 ( ╹_╹) 「 … 」


   ( ಠ益ಠ) 『 あなたの指摘が嘘の可能性もあるでしょ!? 』



なおも食い下がるルナナ。













 ( ╹◡╹) 「 ルナナさんは「グランドタイタス号がレンダーシアに到達した直後に、この塔に登った」 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹◡╹) 「 そうおっしゃられましたよね。 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹◡╹) 「 このリンジャの塔。その時期にはこのフロアに、パペットマンとやみしばりが多数いたのですよ 」


   ( ಠ益ಠ) 『 !(♪ピキン) 』


 ( ╹◡╹) 「 最も、ある時期を境目にやみしばり達は、何故か姿を消しました 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹◡╹) 「 当時リンジャの塔に到達した多数の冒険者から、この現象の報告を受けています 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹_╹) 「 ルナナさん。あなたの証言は 『 間違い 』 です 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( ╹_╹) 「 もっというと 」


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』












            ( ╹_╹) 「 あなたは嘘をついているのです 」













長い沈黙。
呻くように、ルナナが口を開いた。






   ( ಠ益ಠ) 『 そんな事、あのおかっぱ、一言も言ってなかったわよ… 』






その言葉を、アーニアが拾う。






 ( *'ω'*) 『 「あのおかっぱ」というのは、ヒストリカ博士の事ですね 』


   ( ಠ益ಠ) 『 …!(♪ピキン) 』


 ( *'ω'*) 『 海洋都市リンジャハル研究の第一人者、ヒストリカ博士 』


   ( ಠ益ಠ) 『 … 』


 ( *'ω'*) 『 ルナナさん。あなた先日、ヒストリカ博士の元を訪れていましたね? 』


   ( ಠ益ಠ) 『 …どうしてそれを… 』






知の格闘家。賢者達の追及は、とどまる所を知らなかった。



~to be continued~


※ 次回『エンディング編』で完結です!
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