彼はここを見ない人だから、こっそり話しちゃう。
それは、バージョン1の時代の頃。住宅街が初めて実装された時の事。
当時はとても高かったんです。土地。50万スタートで徐々に価格が下がっていく形式。
最初に入ったチームであたしは、なけなしの貯金をはたいて、メンバーと一緒にオルフェアの
住宅街を買う事となりました。
当時から人気のトゥーン。他のチムメンも欲しい人がいたので、あたしは遠慮して、
マッシュルームの一角を購入する事に。
ショップのある区画以外の周辺区画(マッシュやフラワー)はまだ入居もそんなに多くなくて。
マッシュルームはあたしと他のチムメン数名との貸し切り状態でした。
~ 数日後 ~
徐々に他の区画にも住宅が立ち並ぶ中。あたしのいたマッシュルームにも、空き地に人が入りました。
本当はチームで買い占める予定だったのですけど、そんな財力も当時は無く。
最初はちょっと悔しい思いをした物です。
けどその悔しさも、日を追うに連れて薄れていって。
その内、チムメンとその家の看板見にいったりして。
『 どんな人なのかな? 』 って話をしたり。当時はドキドキした物です。
~ そんなある日の事 ~
家を出たあたしがオルフェアの街に向かおうと出口に向かうと。
隣人はいました。スライムベス帽子をかぶったプクリポ。
突然の隣人との出会いに驚きつつも。初対面に強いあたしです。
躊躇う事無く 『 こんばんは 』 と挨拶。
すると、その隣人は。こう言いました。
( =①ω①=) 『 見てみてー! 』
( =ーωー=) ( 寝る仕草をして )
( =①ω①=) 『 スライムベス! 』
( ゚д゚)☜ その時のメイア氏の反応
彼は寝るの仕草をして、スライムベスになりきりました。
あたしを上回る突然のフランクな口調に、『 あれ?どこかで会った事あった…? (´・ω・`)? 』
って思っちゃうくらい、変に馴れ馴れしくw
初対面から気楽に話せた彼とフレになり。
チームに誘う事になったのは、今思うと自然の運びでした。
ピンク色の坊主にネコ耳の頭のプクだった彼。
( =①ω①=) 『 かわええやろー 』
が口癖。
バカじゃないの?w って皆で笑ってたっけ。
年単位の時間が過ぎても、髪型が色々実装されても、かたくなにピンク坊主ネコ耳で過ごし続ける彼。
( =①ω①=) 『 なんでや。このピンクの短髪と耳が、かわええんやろー 』
言い続けてた彼。
ホントバカだった。
けど自分を強く持っていた人だった。
そんな彼も、インしなくなって久しく経ちます。
…引退したわけじゃないんだけど。
もうちょっとだけ、思い出話。続きます。
~ to be continued ~
※ 別に悲しいお話ではありません。ただ単に、友人の事を話したくなっただけ。