メイアの冒険日誌

　　　あの日の言葉を今も守り続ける、強い人々
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　




笑顔。それは笑った顔。






喜怒哀楽を表す為の、人にとっての表情。






喜ぶときは笑顔になる。






楽しい時も笑顔になる。






笑いながら怒る人もいますね。（そんな人は結構怖いですねｗ）


















そして。


















悲しい時に出す笑顔というものも、時にはあるのです。





















ツイッターで、とある人のこんな言葉を見ました。












　　　　　　　『　かなり前に引退した人の、遺言というか言いつけを守ってる自分に気づいて　』


　　　　　　　『　嬉しいような、悲しい笑い。元気かなぁ。　』












とても心に突き刺さる一言でした。






悲しい笑顔。






それは、自分の中で　『　何かを守っている　』　時に、心の底から染み出してくる笑顔。






何でここまでして守っているんだろう。けど守らないといけない、せつなさ。






守るもの。それは、　『　いつか帰ってきた人の為の居場所　』　であったり。






守るもの。それは　『　去っていった人ととの約束　』　であったり。





















その方に、この呟きを日誌に引用させて頂いてよろしいでしょうかと許可を頂きたくて、メッセージを送りました。






するとご快諾を頂き、この呟きへの思いを訥々と語って頂くことが出来ました。






去っていったフレの残してくれた言葉。


















　　　　　　　　　　　　　『　あなたは性格的に魔法が合っているから、魔法を伸ばせ　』


















彼女はその言葉を信じ、今でも魔法使いの道を歩んでいるそうです。






残された言葉を守り続ける彼女。






時に去っていったフレを思い出し、少し悲しい笑顔になったのでしょう。





















あたしは理系なので、正直スピリチュアルとか何とかはあまり気にはしないタイプですけど。
（信じている人にはゴメンなさい）






でも言霊という物は、あると思っています。






正確には　『　言葉の力　』　でしょうか。






応援の言葉で、時に人は自分の能力以上の力を出したり。






刃物のような鋭い言葉は、時に人を立ち直らせないくらいに傷つけたり。






そして言葉は、時として　『　守るべきもの　』　として、人の心に残り続けたり。






『　約　束　』　ですね。






そんな魔法のような、言葉の力を守り続けることは、とてもエネルギーの要ること。





















去っていったフレの言葉を今でも信じ、今も魔法使いを好んで使っているという彼女。


















　　　　　　　『　かなり前に引退した人の、遺言というか言いつけを守ってる自分に気づいて　』


　　　　　　　『　嬉しいような、悲しい笑い。元気かなぁ。　』


















物悲しげだけど。でも約束を守り続ける、少し誇らしげな彼女の悲しい笑顔が、瞼の裏に浮かぶよう。






























約束守り続ける人は、とても強い人。






私には想像もできないくらい強い人。






アストルティアは広いです。






そんな芯から強い人達と、私は何人かすれ違ってきました。






前編はここまで。






悲しい笑顔をもつ、強い心の人達のお話。






続きます。



～ｔｏ　ｂｅ　ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ～


※すみれさん、ありがとうございました。