合同系イベントが出来上がるまでの舞台裏を少しだけお話
ティアフェス2019。
長らくの準備期間を経て。無事全ての日程を完了する事が出来ました。御助力賜りました皆様、誠にありがとうございました。9か月間にも及んだ準備期間となったティアフェス。「なんでそんなに準備に時間かかるの?」と思われる方もいらっしゃるかとおもいます。
そんな舞台裏を、少しだけお話したいと思います。
ティアフェスの始まり。それは遡ること去年の秋。
「例年は日誌フェスという形で4月末に開催していたのですが、もっとメディアの枠を超えて。冒険日誌を言う枠を超えて、更に盛り上げる形を作り上げたい」
そんな思いで日誌フェスをティアフェスに衣替えすることを決意したのが始まりでした。
形を変えるのにまず行ったのは、これまでご協力を賜った皆様への説明。日誌フェスは多くの人が携わって出来上がってきたものであり、もう私一人のものでは無かったのです。
目標を改め、装いを変えるのには、それまでご一緒下さった皆様へお話を通すのは必要な筋。時間を要しましたが、無事皆様からご快諾を頂けて。次のステップに進むことが出来ました。
次に名称。
「ティアフェス」という名前を決めるのにも色々有りました。
当初「アスフェス」という名前や「アストルティアフェス」という名前も候補に合ったのですが、前者はツイッタータグが既に使われていたこと。後者は名前が長いこと。
これらを加味し、最終的にティアフェスという名称に至る形となりました。命名直後は違和感を覚える方もいらっしゃいましたが、最終的にはこの名称にして良かったかと思います。
次に会場。
今までの日誌フェスはカミハルムイでしたけど、やはり日誌フェスからもう一歩次に踏み出すに当たり、同じ会場では名前が変わっただけになってしまう。そんな思いから次なる会場を探し始めました。
こうした合同系イベントの会場として望ましいのは2点。
・出来るだけ過疎地域である事(他者にご迷惑かけないよう)
・エリアが分割されている事(負荷分散の視点)
カミハルムイの強みは上記を満たしている(加えて景観も良い)点でした。そして他にこの条件を満たすのが、他ならぬ偽グランゼドーラだったのでした。
次に出展イベントの配置とスケジュール。
各イベントのコンセプトを考えて、個別にお話を重ねに重ね。形式と場所、時間をどのようにすればベストの形になるのか。目一杯練りました。やはりご一緒頂く以上は、「参加してよかった!」って思って頂けるような開催にしたい。
そんな思いからこちらも多くの会話の時間を費やさせて頂きました。
次に告知。
これまでは"日誌"フェスであった為に、開催の情報は全て冒険日誌という枠組みに収めてきましたが、ティアフェスではそこから一歩飛び出したので、新たな趣向を凝らしていきました。
ウェブサイトの立ち上げ。tiafes.comのドメイン取得。ロゴ作成。スライドショー。フライヤー。今までに無い取り組みの数々でした。
私だけでなく色々な人にご助力を頂き、これらの要素を取り揃えるのにも時間がかかりました。
次に関係各位とのコミュニケーション。
関係者向けサイトでの情報発信。毎週末の会話用内部イベント。多くの人が関わり合う以上、どうしても互いの意思疎通の齟齬は出やすいもの。
何を目的にして、どういう意図があるから、どう対応をしたのか。出来る限りストレスの掛からないよう、情報共有を念入りに行わせて頂きました。
こうした時間を積み重ねていって、夏の本会開催にようやくたどり着いたのでした。
ティアフェスの準備にかけた時間、9か月。
舞台裏はこれだけの準備が必要な、正に「一大プロジェクト」でした。
一見綺羅びやかな合同系イベント。でも舞台裏はとても地道な作業と、気配り心配りの積み重ね。
でも大変だったという事は無く、とても楽しい9か月間でした。それはひとえに、一緒に力を貸してくれた友人たちがそばにいてくれたからです。
このような形を成し得るのに、舞台裏で御助力を下さいました皆様。いくら感謝してもしきれません。
皆さんから頂きましたご意見の中にも、次に活かしたい課題もあります。今年の様々な出来事を活かして。来年の夏もまた、こういった形で楽しいフェスを作り上げたいと思います。改めて皆様、ありがとうございました。
全ての皆様に感謝を。
~Fin~
※また楽しい事を一緒に作り上げましょう