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ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

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ジュセの冒険日誌

2015-08-18 16:58:57.0 2015-08-18 20:48:14.0テーマ:その他

【ジュセの日記】 6/24 初仕事

今日は初仕事に出かけた。
馬車だと移動にかなり時間がかかってしまうため、ドルバイクを使う。
買いだし等、沢山の荷物がある時以外はこっちのほうが速くて便利だ。
世間では相当高級な乗り物だが、ひょんな事から幸運にもタダ同然で手に入れる事が出来た。ここでの生活で大いに役立ってくれると思う。
シュピはというと、お土産の効果があったのか、昨日ほどうるさくはなかった。




収入の大半は、やはりここでも日雇い討伐によるものになると思う。
安定した収入が得たいなら職人を目指すべきだと思うが、下積み時代が長くなるし、しかもその間は大した額を貰えないと言う。
我侭かもしれないが、私は今、短期間である程度まとまったお金が欲しい。
お金を借りるという手もあるが、親しい友人が居ない。定職にも就いてこなかった私を信用する人を、探し出す事はとても困難だろう。
結局、行き着くのは”経験アリ”の日雇い討伐になる。



というわけで、私はアズランの街の討伐隊員のもとへ向かった。
どの国でも日雇い討伐のシステムは同じで、最近活発化している魔物のリストが掲示される。凶暴な魔物ほど報酬が高いが、命を落とす危険も高まる。
私はこれまで、強くは無いが弱くも無い魔物を中心に狩って来たが、今日は異郷の地での初任務ということで、弱い魔物を選択することにした。
場所はツスクル平野。標的はつちわらしだ。



さすがに弱すぎたか、特筆すべき点もなく討伐は終わった。
だが帰るのが少し遅れてしまったので、恐る恐る玄関のドアを開ける。
…シュピの姿が無い。
まさか

――ゴーン。

頭に軽い衝撃が走る。なんだこれは。タライ…?
「えへへー!ひっかかったー!」
呆然とする私を、死角から見つめて笑うシュピ。
「もー遅いよー。門限とっくにすぎちゃってるじゃないー。心配したんだからー!」
どうやら、帰りの遅い私に腹を立ててイタズラを仕掛けたようだった。



「うー。そんなに怒らなくてもー。ジュセって、ほんと冗談つうじないんだからー。」
キッチンに向かいながらシュピが言う。
「あのね、いい冗談と悪い冗談というものがあって…。」
「それは私も同じだよー。」
「え?」
振り返って、いつに無く真剣な表情を見せるシュピ。
「魔物たいじって、結構きけんなんでしょー。ジュセがそこそこ強いのは知ってるけど、帰りが遅かったらもしかしてって、不安になるんだからー。」
「それは…。」
言い返せなかった。
今までシュピが一緒に居たいとごねたのは、単に我侭なだけじゃなくて、シュピなりに私のことを心配してくれていたからなのかもしれない。
「…ごめん。ちゃんと門限、守るから。」
深々と頭を下げて謝る私。
「素直でよろしいー!じゃあはい、これ。一緒に食べよー!」
笑顔になったシュピが、大きなオムレツを2つ運んでくる。
「さいきん缶詰ばっかりだったからねー。お昼寝の時間を削って、頑張ってつくってみたんだよー。」



料理は会心のテイストだった。
コンシェルジュとしての腕、思いやりのある性格は、昔から全く変わっていないようだ。
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