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ビギナーズラック

ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

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ジュセの冒険日誌

2015-08-20 01:44:41.0 テーマ:その他

【ジュセの日記】 7/2 お弁当

体調はすっかり良くなったので、今日から仕事に出掛ける事にした。
ぶり返さないか心配とシュピは言っていたが、私の場合、だいたい風邪は一日で完治する。
心配いらないと言ったら、仕方ないなーと言ってお弁当を渡してくれた。
これから毎日、早起きして作ってくれるらしい。
思わぬ行動に感激する私を見て、シュピがにやにや笑っていたので、慌てて平静を装った。
そそくさとバイクを起動し、仕事に向かう。



今日はスイゼン湿原のタップデビルが標的だ。
軽快な動きでこちらを翻弄してくる難敵で、それだけでも厄介なのに、足を泥濘にとられてなかなか討伐が進まない。
あっという間にお昼を過ぎてしまったので、ひとまずスイの塔の下で休憩することにした。



かばんから弁当箱を取り出す。藁を編んで出来た可愛らしい弁当箱だ。
中身はマジカルサンドと、鳥のから揚げ。そしてデザートにオレンジが2切れ添えられている。
マジカルサンドは一口サイズに切り分けられており、から揚げとオレンジにも、それぞれ★型のピンが刺さっている。
こうして見るとまるで星空で、シュピの脳内がそのまま反映されているかのようだ。
ふふっと変な笑いが出たが、まずはサンドイッチを口に運ぶ。
マジカルサンドは、ツナとレタスのシンプルなサンドイッチだ。昼食というより軽食のイメージが強く、腹持ちはあまり良くなさそうに思える。
しかし、これはパンがかなり分厚く、ツナの量も多い。体を動かす仕事をする私向けに、調整してくれたのだろうか。
から揚げは淡白な味のサンドイッチを補うように濃く味付けされており、交互に食べると最高に美味しい。
あっという間にオレンジまで平らげてしまった。



お弁当のおかげで力が湧いたのか、残りの討伐は比較的スムーズに終わった。
隊員に報告し、今日はまっすぐ家に帰る。
これから毎日、楽しみが1つ増えそうだ。
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